ミント/ヤロウ/ラベンダー/レモンバーム/ローズマリー





●シソ科 ●多年草
和名:ハッカ 原産地:ヨーロッパ、北米
草丈:30〜60cm 利用部分:葉
花言葉:美徳

★最も古くから薬草として栽培されていた植物の一つ。爽やかな芳香成分はほとんど万能の効力を持ち、 タイガーバーム軟膏の消費量はその証明ともいえる。
★ペパーミント、スペアミント、アップルミント、パイナップルミント、イングリッシュミントなど多種多彩な存在感がある。

栽培方法
やや日陰の、湿った土地を好む。耐寒性があり、土質を選ばず丈夫で育てやすいが、
その反面繁殖力が旺盛過ぎるのが欠点。
地下茎やランナーを伸ばして周囲に広がり過ぎる為、
地植えの場合は株間を1m以上離すか、地中15cm位を板やブロックで仕切る。
種まきよりも、挿し木・株分けで充分繁殖する。

利用法
生葉はいつでも摘み立てを利用。ペパーミント、スペアミントなどは砂糖漬けにすると可愛らしくて美味。
ティー、菓子、化粧品、石鹸、浴剤、ポプリ以外にも、殺菌消毒、
健胃強壮、鎮静、鎮痛の目的で薬品に使われる。





●キク科 ●多年草
和名:セイヨウノコギリソウ 原産地:ヨーロッパ、北米
草丈:60〜100cm 利用部分:葉、花、茎
花言葉:指導

★トロイの戦場で、英雄アキレスが傷兵達の止血、治療に用いたというハーブ。 適応力のある丈夫なヤロウは花色も豊富で観賞性が高い。赤、白、ピンク以外に、黄花のファーンリーフヤロウ、ウーリーヤロウなどがある。

栽培方法
日なたを好むが日陰にも耐え、土質を選ばずよく繁殖する。
暑さ寒さや病害虫にも強く、順応性が高い。ふえ過ぎてしばしば困ることも。
種まきは春から秋にかけて行う。本葉が4〜5枚になったら移植する。
株間は30〜40cm位に。直まき後、間引いてもよい。
春から秋までの間に、花は2〜3回咲くので花が終わったら、茎元からカットするとよい。
春になれば株元から新芽がどんどん出てくる。
ヤロウの根の分泌物が、近くの他の植物の抵抗力を増すことも知られている。
種まきか株分けで容易にふえる。

利用法
生育期間中にいつでも全草を根元からカットして、そのまま切花に。
乾燥させると美しいドライフラワーになる。
若い葉は生のまま刻んでサラダに。
乾燥葉のティーは強壮作用に優れ、食欲回復や風邪の諸症状を改善する。
濃い浸出液は肥料となり、特に銅不足を補う。
摘み立ての花のティーは、収れん性の美肌用化粧水となる。
又、ドライフラワーはリースなどのクラフトに。




●シソ科 ●常緑低木
原産地:地中海沿岸地域
草丈:40〜80cm
利用部分:花 花言葉:不信

★学名はラテン語の「洗う」の意味。防虫効果を期待して、  こんもり茂った株の上で洗濯物を乾かすことがある。  洗濯物には、ストレスを癒す爽やかな香りが残る。  紫色に輝く富良野の斜面が思い浮かぶ。

栽培方法
南向きの風通しのよい乾燥したアルカリ土を好む。
土地が肥えているより、水はけの良いことが一番大切な条件。
養分を与え過ぎると大型化するばかりで、芳しいラベンダーはむしろやせ地に育つ。高温多湿を嫌い、涼しい夏を好む。水やりはごく控えめに。
日当たりの良い所で育てれば株も丈夫になり、更に耐寒力も増す。
肥料はお礼肥えとしてカルシウム分を少しだけ与える。
挿し木で手軽にふえる。生育期のしっかりした穂を選ぶことが大切。
温度さえ保てれば、繁殖は年中可能で、翌年には開花。種子から栽培すると、花を見られるのは3年目の初夏となる。

利用法
開花直前の紫色の花穂を根元から刈り取り、束ねて陰干しする。
よく乾いたら、ドライフラワーやポプリの材料として保存。
生花用には開花茎を用いる。刈り取りは剪定も兼ねる。
殺菌消毒力に優れ、整肌作用や細胞を活性化する働きがあり、
心身ともに鎮静される。
化粧品、浴剤、香水、ポプリ、ティーなどに。
  





●シソ科 ●多年草
和名:コウスイハッカ、メリッサ 原産地:南ヨーロッパ 草丈:40〜80cm
利用部分:葉 花言葉:思いやり

★記憶力や長寿の為にも有効。ミツバチを集めるので、ビーバームの名もある。

栽培方法
ミント類と同様の環境で育てることができる。
日なたよりもやや日陰の方が明るい緑色の葉が美しい。 パサパサに乾いた土壌を好むラベンダーやローズマリー、タイムなどと異なり、湿った所でよく育つ。
但し、水をやり過ぎると、本来のレモンの香りが薄くなり水っぽくなってしまうので注意が必要。
病害虫にも強く、丈夫で耐寒性もある。土壌はあまり選ばないが、葉を利用するハーブなので肥沃な方が収穫量が多くなる。種まきは春から秋の彼岸の頃に 行い、間引きしながら本葉が3〜4枚になったら移植する。
大きくなるので、株間は50cm位開けた方がよい。
一株あるいは一枝あれば、種まきより挿し木や株分けで容易にふやせる。

利用法
生葉は必要に応じて随時摘んで利用できるが、
姿を整え葉が豊かにこんもり茂るように摘芯を心がける。
保存用には、開花直前の葉を茎ごと根元からカットし、陰干しして葉のみを保存する。
ブランデー・ハチミツなどに浸出させるのもよい。
新鮮な葉は細かくちぎってサラダやマリネに。
又、魚肉料理の仕上げ前にふりかける。
ミントとのブレンドティーは美味。虫さされには生葉をすりつけるとよい。




●シソ科 ●常緑低木
和名:マンネンロウ 原産地:地中海沿岸地域
草丈:30〜180cm 利用部分:葉、花
花言葉:あなたの存在は私を蘇らせる

★14世紀に作られた最初の化粧水、ハンガリー水の主成分。近年、老化防止や細胞活性化に役立つとして注目されている。
★立性・半匍匐性・匍匐性の3種類に分けられる。

栽培方法
日当たりと水はけの良い乾燥したアルカリ性土壌を好む。
多湿を最も嫌うので、水やりし過ぎるとすぐに枯れ始める。
水分を極力控えて、石灰質の多い所に植えるとコンパクトに香り高く育つ。
病害虫には強い。
花は初夏から咲き始めるが、稀に冬から早春にかけてちらほらと目につくこともある。白、ピンク、紫、青 の花が濃緑の葉に映える。
種まきは春か秋に行う。
実生よりも挿し木、とり木の方が繁殖は手軽で確実。
匍匐性のものは、枝が地を這えばそこから発根する。
高さ20cmを越えたら移植は不可。

利用法
分枝が旺盛な為、立性種は剪定を繰り返すことで、密度の高い生垣になる。
花は適宜摘み取ってサラダや付け合せに。
殺菌消毒力に富み、リフレッシュ作用もある香りは化粧水、薬剤、浴剤、肉の臭み消しに。