沢登り それって何よ? と言うあなた。
普通の山登りって人の後ろを付いて行くだけ。
そんなの面白いはずがない!
沢登りとは日本固有の登山形態です。
川をジャブジャブ遡って大自然の真っ只中へ!
1、道具 高価な物は取りあえず不要です。
ワラジと地下足袋で活躍している人も多くいます。
登山用品店へ行けば流行りの「沢用品」が迷うほどそろっています。
・沢靴 初心者は6〜7000円のフェルト製の「沢足袋」がお勧め!
ICI石井スポーツから出ている沢足袋が造りも使用感もGOOD!
お金が無い人は「ナイロン製のワラジ+地下足袋」と言う手もあります。
この場合、地下足袋の下に「ウールの靴下」を履けばイケマス!
・着衣 一番肝心なのはこれです。
ずぶ濡れになっても大丈夫なように気をつけてください。
コットンは厳禁! ナイロン素材やウール等を中心に固めてください。
これも登山用品店に沢山並んでいますが、スポーツジャージが一番です。
ナイロン製のスポーツジャージなら寝巻き代わりに1000円で売られています。
・地図、遡行図
かなりの数の「沢用・遡行図」がガイドブックとして売られています。
慣れてくると2,5万図や5万図で沢が分かってきますが、
最初のうちは「遡行図」やガイドブック等をコピーして持っていきましょう。
勿論、地図も持っていきますが、見比べながら地図を見る訓練をします。
実はこれだけで行ける沢も沢山ありますが、沢では何があるか分かりません。
沢での初心者さん向けの技を少々・・・。
<技、その一>「高巻き」
川の中で滝に遭遇したら「高巻き」しましょう。初心者さんは無理しない!
「高巻き」とは、滝を登らずに左右の斜面を登ってエスケープすることです。
「高巻き」して滝をかわしたら、上流で川へ戻ります。
足元に注意して、安全に降りられる所を探して下さい。
沢登りの原則は「流れから離れない」ことですが、気にする必要はありません。
安全第一!
<技、そのニ>「肩絡み(かたがらみ)」(山行前に安全な場所で練習してみてください)
7mm×20〜30メーターの「ロープ」が必要です。
高巻きして流れから離れたが降りるところがなかなか無い場合があります。
その時にはある程度緩やかな斜面で「肩絡み」で降りることもあります。
先ず、降りられそうな斜面で信頼できる立ち木や岩を探します。
そんなもの無かったら・・・・さっさと帰りましょう!
立ち木や岩にロープを一回しして斜面に垂らします。
そのロープを跨ぎます。利き手じゃない方の手で支点になっている側のロープを握る。
尻にある方のロープを利き手で掴んで利き手と反対側の首に回して背中から垂らします。
この時、しっかりとロープを掴んで離さないこと! 離せば地獄行きかも・・・?
利き手は今背中にきている筈です。
その手をゆっくり反対側の手に合わせる。
利き手をゆっくり尻へ(下へ)ずらせて行きます。
ゆっくり身を反らせて少しずつ降りていけば、ある程度の斜面はクリアーできます。
凡そ、高低差10メーター未満まで位でしょう。
それ以上高いと「肩絡み」ではとても怖くて無理なはずです。
何でもそうですが「怖い」と言う感覚は無くさないことも必要です。
「ロープ一本で斜面にぶら下がる」なんて、ある意味「異常なこと」です。
これだけでかなりの数の沢へ行けるはずです。
奥多摩や大菩薩、秩父方面・・・。
・私が行った沢で簡単な所は笹子峠に近い「曲沢」。ここは沢靴だけで行けます。
・前泊日帰りですが、体力ある人には大菩薩の「大黒茂谷」。詰めで苦労します。
ここは途中の堰堤で「肩絡み」の訓練が出来ます。
滑りやすいコケコケのコンクリートを肩絡みで降りてください。
途中の幾つかの「高巻き」でも「肩絡み」を訓練できます。
・そのほか、秩父と奥多摩の境目、一ノ瀬高原からの沢。
新緑が美しい所です。
(ここには危険な沢もあります。記録を良く読んでから!)
過去の私の沢と山の記録です。 (別窓が開きます)
沢が本当に好きになったら「渓谷メーリング」へ入りませんか?
情報交換に、好きな者同志の語らいに。
楽しいメーリングです。
入り口はこちら → 「keikokuML」