奇跡のような動物、ジャイアント・パンダの可愛さや貴重さを
一人でも多くの人に知ってもらいたくてこのページをつくりました。
WWFサポーター、パンダ研究所研究員No.796:山田(こぱんだ)陽子

パンダをもっと知ろう!
パンダの不思議
パンダの赤ちゃん
パンダの保護

■バーチャル・パンダ・ツァー

■陽子のパンダ・トピックス

■パロディ劇場「レスト・パンダ」

■もっともっとパンダについて知りたいアナタはパンダ研究所を訪れてみましょう! 






■パンダをもっと知ろう!
パンダの不思議

1.どうやって食べ物を持ってるの?
 パンダの前足には5本の指の他に六指突起という、肉球の一部が盛り上がったような不思議な部分ができていて、それを親指のように使い、5本の指との間に物を挟んで持つことができるのです。

2.どうして笹や竹を食べるの?
 パンダの胃袋は本当は熊と同じ肉食なのです。だから、実はお肉も好きなのです。でも動作の緩慢なパンダはあまり動物を捕まえて食べることはしないようです。

パンダは熊と違って冬眠しないので、冬も食べなくてはなりません。竹は冬も枯れないため、山に多く生えている竹がパンダの主食になったのです。

しかし、肉食動物にできているパンダのお腹には、笹竹はあまり消化がよくありません。という事は、充分なカロリーを摂取できないということですよね。そのため、パンダは食事の時間をたくさんとって、とても沢山の笹竹を食べなければならないのです。

充分なエネルギーを蓄えられないパンダは、極力無駄な運動を避け、一日の大半をゴロゴロと寝て過ごしているというワケなのです。

特に春の筍はパンダの大好物、皮を剥いて、中の柔らかいところを食べます。動物園では、お粥やサトウキビ、りんご、にんじん等ももらって食べています。

3.どうして白黒なの? なぜこんな模様になってるの?
 本当のところはわかっていませんが、

・体温調節のため、

・他の動物を威嚇するため(目が大きく見える)、

・雪の中で保護色になるため、

などと言われています。

4.パンダの赤ちゃんはいつ産まれるの? 何頭? どんなふう?
 春に繁殖期があり、赤ちゃんは夏に産まれます。

赤ちゃんは一度に一頭ですが、たまに双子や三つ子が産まれることもあるそうです。

・パンダの赤ちゃんについては、下の「パンダの赤ちゃん」のところで詳しく見ていきましょう。

5.どこに住んでるの? どんな暮らしをしているの?
 主に中国四川省の、チベットへと続く山岳地帯に暮らしています。標高は2000から5000メートルの範囲の、とても涼しいところです。

秋から春にかけてとても雪の多い山奥ですが、パンダの毛皮はとても暖かいので、寒さもへっちゃらです。

行動範囲は大体決めているようですが、子育ての時期以外は特定の巣穴を持たず、その辺でぶらぶら、野天でくっちゃ寝ののんきな毎日らしいのです。

木登りがとても上手で、樹木の枝からでろ〜んとたれて寝ていたりするのもパンダの可愛いの特徴の一つと言えるでしょう。

群は作らず、単独行動を好む動物で、繁殖期以外はお互いを避けて一頭ずつそれぞれ静かに、はたまた勝手気ままに??生活しています。

6.パンダのしっぽは白いの?黒いの?
 白いのでーす!!


パンダの赤ちゃん


  生まれた時          1ヶ月頃   

 生まれたばかりのころの体重は100グラム位。大きさは子猫くらいで、とても小さいのです。ピンク色でまだ黒い模様は無く、ちょっと長いしっぽ。まるで本当に白い猫の赤ちゃんみたいです。

体重が100キロほどもあるお母さんからすると、とてもとても、小さな赤ちゃんなのです。そのため、子育てが難しく、なかなか赤ちゃんが無事に育たないことも、野生パンダの繁殖率を低くしている一因と言われています。

 三週間くらいすると、白黒の模様がはっきりしてきて、だんだんパンダらしくなってきますが、もっとパンダの赤ちゃんらしくなるのは、一ヶ月を過ぎた頃からです。

 二ヶ月頃には、やっと目が開いて、かわいらしくなってきます。でもまだまだ、歩けません。お母さんは、赤ちゃんを口でそっとくわえたり、前足で抱っこしたりして、大事に育てます。

 生まれてから半年くらいが過ぎると、あんよや木登りも上手になり、お母さんとじゃれてよく遊ぶようになります。
この頃の子パンダは、本当に動くぬいぐるみのような可愛さです!



パンダの保護
 
 現在、パンダの生息数は1000頭余りと言われています。この数字、あなたは多いと思いますか? 少ないと思いますか?

 パンダは、

・一度に産む子供の頭数が少ない。

・単独行動を好む習性からか、なかなか相性の良い相手を見つけられず、繁殖の機会が少ない。

・胎児のような状態の赤ちゃんを産むため子育てが難しい。

・毛皮が珍重されるので密猟が後を絶たない。

・田畑や住宅地への開発のため、生息地域が狭められてしまった。

・竹には、数年に一度一斉に花を咲かせて枯死してしまうという習性があるため、竹の一斉枯死のあった地域のパンダ達が餓死してしまう。

等の理由から個体数が減り続け、現在では絶滅危惧種とされています。

 WWF(World Wide Fund For Nature)(世界自然保護基金)もパンダの保護に力を貸しており、その初期の様子はジョージ・B・シャラーの著書、「ラスト・パンダ」で詳細に知ることが出来ます。

本当のパンダの保護に必要なこと、パンダ達にとって良い環境とは何なのか、真剣に考えてみたい人や、野生動物としての本当のパンダを愛する人に是非読んで欲しい本です。

現在のパンダの保護について...

 中国では、パンダの生息域に保護区を設け、生息数の調査や密猟の取り締まり等が行われているようです。

また、パンダの繁殖・研究センターがいくつか設けられており、人工受精が多いようではありますが、毎年、夏には可愛い子パンダ達が生まれているそうです。


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