1999年の春にコモチマンネングサについて「おや?」と思うことがありました。 幸いにして、どこにでも沢山ある草です。改めて経過を観察しどうなっているのか記録してみます。 |
| 「日本の野生植物」 平凡社 「むかごは梅雨期に母体から離れて活着し、ほぼそのままの状態で夏〜冬を越し、早春になって急速に成長を開始する。」 「葉は互生し、柄はなく、さじ状披針形、長さ1-1.5p、幅2-4o、円頭〜鈍頭で、基部は柄状になる」 「牧野 新日本植物図鑑」 北隆館 「茎の基部にある葉は対生し、小さい柄があり卵形であるが、茎の上部の物は互生し、へら形で、先端は鈍頭、底部は狭くなって長さ8〜18o。」 |
コモチマンネングサは花が終わってしばらくすると地上部が枯れてしまって無くなります。そして8月になるとむかごから小さい丸い葉を対生に出してきます。葉の色はマルバマンネングサに較べるとずっと暗い色で、葉の質はもっと薄いのです。 |
![]() コモチマンネングサ | ![]() マルバマンネングサ |
![]() | コモチマンネングサは株によってかなり大きくなりましたがやっぱり葉は丸いままです。 |
| コモチマンネングサ 少し紅葉?しはじめたものもありますが、風の当たらない場所ではまだ緑色です。 こころもち、葉の根元が下のマルバマンネングサより長くなっているようです。 下の段左がマルバマンネングサ。右がメキシコマンネングサ。 |
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| やっと春めいてきたこの頃。ざっと見た感じはやっぱりコモチマンネングサもマルバマンネングサも葉は丸っぽくて大小の違いはありますが形はよく似ています。 けれど互生になっている部分も出てきました。 |
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コモチマンネングサの花時以外の葉の姿形は、形だけを見ればマルバマンネングサに似ています。葉の大きさ・色・厚みが違っていて両方を並べてみれば一目瞭然でも、片方(特にコモチマンネングサの方だけ)を見たときに混乱しがちです。 日照などの条件が悪くて小さくて暗色になってしまったマルバマンネングサみたいで・・・ はっきりした区別点は無いのだろうかと眺めていましたが・・・ マルバマンネングサの茎にはくびれが入っています。まるで繋がったままのウインナーソーセージみたいな形です。そしてコモチマンネングサの茎はくびれが無くまっすぐでした。 これでもう、似ているからと悩む必要が無くなりました。 |
| コモチマンネングサを引き抜いて見ました。丸い葉の脇から出た茎は長く伸びています。新しく伸びた茎に付いている葉はさじ形で互生しています。そして根元の葉は丸くて対生しているのが分かります。左の写真が一株全部を写したもの、で右の写真がその一部をアップで撮ったものです。 |
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(2000.8.30 作成) |