| 高槻 宝谷北部 2003/1/25 No.2 |
ポンポン山の北部では、2/11にネムノキが高さ約2mぐらいで倒れ、その幹をシカが
食べているのが見られました。
樹皮食べは(食料のような)、ネムノキのほか、リョウブ、ケケンポナシに顕著に見られます。
齧られている程度のものには、アオキ、イヌガヤ、アラカシ、サクラ、コブシ(樹種については検討の余地あり)
があります。これらは、追跡調査をしています。
("齧り かじり"と"食べ":角で樹皮を少しめくり食べているような程度、10センチな以外の面積のものが"齧り"、
"食べ"は明確に、広い面積に歯型があり、表皮などの残りが根際に残らないものと区別をしています)
ネムノキのまるかじり
フィールドで、ネムノキの樹皮食べ(少しを食べているだけでなく、ほとんど食料という感じ)
が見られました。
これほどのものは、1990年代初頭のポンポン山北部の”リョウブの丘”付近で一本あったのみです。
冬には、シカによってネムノキが樹皮が食べられ、スプーンですくったような痕が大半ですが、
上のほうは、表皮が引っ張られ、ひきちぎらてています。
これはシカには歯が下あごにしかないから、下歯ですくうように小刻みにかじっています。
リョウブの場合は初夏で、引っ張ると表皮が皮のように剥けていくので、広い面積が食べれます。
ここ10年がぐらい ネムノキが少なくなったのはシカに樹皮回りを食べられ
少なくなったのではないかと思います。
リョウブノ場合は形成層まで食べられていないので、再生ができています。
ケケンポナシの谷(仮に呼んでいる)で昨夏に同じようにネムノキの大木が
倒れたときには、葉先のネムノキがすっかり食べられていました。
再生のできないネムノキは急速に、この地域から減少しつつあります。


止まり場の後が、よく目立ちます。雪の積もった上で、とまって居るのでは
無くその前に泊まっていた跡が見られます。

倒木の上を歩く、テンの足跡。
雪が溶け出すので、形が崩れつつあります。