☆調  査  報  告☆                   高槻野生ジカ調査グループ       


    
2003/11/8  宝谷でシカの角をひらいました。
ケケンポナシのマークをしている谷の西尾根を2本下ったところで、2000/11月にひらったものと同じような環境です。 尾根の落葉林では、角コスリや泊まり場が良く見られました。林道へ谷筋を下っていたところ折れた角を先にひらい、 のその後で、完全な角をひらいました。

両方が左で 大きさも異なり、別の個体です。左の大きい方は長さが48センチでした。 双方ともネズミ等には齧られていなく、ほぼ完璧な様子です。
もう右は、外側は角コスリの痕がみられるので、角が成長した後で、折れたようです。シカ同士の 角当てで折れるとは考えられないので、落角後で折れたのではないかと思われます、なぜ折れたのか不明です。

             

また、この個体は最近落ちたのではなく、今年の晩冬から春の落角で間違いがないと思われます。 以前11/26ひらったのも、その年の春先の落角したのが残ったと思われます。友人の大西さんは 角アテでは落ちないと断言されていました。
前回のものの解決を見たように思います。      

このように、半年間の無傷で残るのは、落角時期に完全に乾燥しその後に流水で油脂分?などが 洗われてしまったのと、谷筋で石灰岩が露出しており付近の土壌が薄くネズミなどの生息に適していないのではないかと思っています。      

(1)シカの角をひらいました   宝谷 2000/11/26 角座(角と 頭が接している)の変形と落角の時期の話
(1)再びシカの角をひらいました   宝谷 2003/3/22

◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆---◆ 2003/11/8 宝谷

2-3日前に降雨。サインはその後の物。
北尾根の斜面で追い飛ばしたような新鮮な足跡。 今回はシカの声を聞くことが、出来なかった。
宝権現とケケンポナシの谷への分岐の峠で、前回(10/26)に見た ものはランのようです。ほかの痕跡がないんで何ともいえないが、 倒木のそばで、今まで気がつかなかった。
倒木には堅いキノコがついており、ちょうど分解程度がよくランが花を つけたのかもしれない。
     

途中のno.340のヌタ場、ここ一ヶ月は使っていないようだが、雨後の新しい 足跡が随所にみられた。 付近のほかのヌタ場には、肘を着いた後が見られた。 ツノこすりなど見られる。
上部の2枚の画像は、杉木立の中のヌタ場で、周囲のシダに土を振りまいている。2週間以内は利用していない。 左のコスリのキズは前回つけたもので、利用していないのがわかります。 高さは最大140cmでシカの首の泥をつけています。
宝権現横のヌタ場はしばらく使われていない模様です。相変わらず シカの足跡が見られます。 穴掘り(土掘り)用のものが見られるが、ここのはどうもサイズが 小さいように思える。

2003/11/8sikano.400からno.413以前い貼ったラベルまで 剥離が進みはがされたので、新たに番号を付けました。
no.400のリョウブの樹はぎはナンバーテープまではがされ新たにno.415を付け直した。 毎年かじられている様子がよく分かります。

                                                                                                       

サルのDRと思われる。柿の種がはいり、随所に柿の皮が見られる。かなり大きく小・中学生程度の人間??。      

まっ赤な実を付けるテンナンショウ。葉をたべており、食痕の高さが80cmあるので、シカだと思われます。京都北山では、仏炎ほうが食べられていたのがあったのですが、 葉を食べているのか検証が必要です。

谷筋でカヤランの株を4株ひらいました。強風によって落ちたものと思われます。それにつけても、前回も3株地面に落下していたので、この林には多いようです。 生育も樹皮に取り付いていれば、乾燥にもよく耐えるとのことです。

イヌガヤの根もとを掘っているのを見ていますが、そのためイヌガヤが減少し、スギの根元を掘 っているのを最近よく見ることになりました。労力の割に大変で、それに見合った収穫があるの でしょうか?
斜面の土を深さ30センチも掻きだしているので、 細い根付近の土が根の吸収作用か何かで変化しそれをなめているのでしょうか?

《お断り、プロバイダーのHPの容量が無くなったので、ジオシティーに画像を置いている関係でこのページはコマーシャルが入っています》
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