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今回mdryd3のTシャツデザインをするにあたって、
まず浮かんだイメージは、
「風の谷のナウシカ」のラストにでてくる腐海の底に根をおろした植物。
なんというか、そこにだけ光が当たって周りより
明るく際だって見えるものが描きたかった。
でも、「ナウシカ」のラストシーンみたいな
明るい中のさらに明るいところといった感じではなくて、
くらいなかで光を放つ物体(…できれば植物)のイメージ。
そのイメージができあがってからしばらくは絵的に浮かんではこなくて、
絵の全体像が出来るより前に創り始めてしまいました。
すると、Adobe Illustrator9という素晴らしいソフトの
力もあってあっというまに出来上がってしまいました。
今回この絵を創った事で、このソフトの能力の高さを実感したし、
これからのための勉強になることばかりだった。
ま、画像データが重すぎて途中で愛PCが動かなくなったけど(笑)。
出来てから思ったんだけど、
私が高校時代に好きになった(←っていうとなんか昔話みたいだけど)画家、
ルソーの影響が大きいのかな〜って感じた。
好きになったきっかけは、美術の授業で模写をやることになった時に
立川の新星堂書店で画集何ぞを物色していると、
背表紙に「ルソー」と書かれたものを発見した私。
私の中では、ルソー=JJルソーだったから、
うーん、ルソーってなんて多芸な人なんだろうと思ったわけさ。
すると、もちろんJJではなくてHenri(アンリ)だったわけで、
画集の後ろの方の解説文を読むと、普通誉めて当然のはずなのに
「遠近法がめちゃくちゃ」とか「芝生に見えない」とか
「川とあるが、池にしか見えない」とかもうむちゃくちゃ。
でも、その指摘は当たってて、“稚拙”って感じだった。
そこが不思議でルソーの絵を模写することに決めたわけよ。
模写するって事は、馬鹿みたいにその絵をじぃぃぃっと見るわけで、
そうするとなんだか「ルソーのルソーにしかないルソーなりのいいところ」が
見えてきて、はまっちゃったんだな、これが。
そうそう、それでそのルソーの絵の中に「ジャングル」を描いた一連の作品があって、
後から見ると、今回私が創った作品にそのエッセンスが含まれてるんだよね。
確かに。
でも、“尊敬する”ルソーの絵の中に漲る生命力なんてのは
私の作品にはほとんど感じられません。
やっぱルソーってすごい!!
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