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植物の名前の覚え方(変態編)

 例えば遊学の森にある全植物を覚えたとします。道沿いだけでおそらく200種類はあるでしょう。しかしその植物達の多くを自分の家の周りではほとんど見かけることはできません。それは生育環境が遊学の森と異なるからです。異なる環境には異なる植物があるということです。
 それではこの多種多様な環境がある日本では植物(種子植物・シダ植物)はいったい何種あるのでしょうか?。
 それは約4500種です。亜種、変種、品種をあわせるといくつになるかもわかりません。そこでヨシユキ流全4500種の覚え方をお教えしましょう!


ヨシユキ流全4500種の覚え方

 まず大学に入学して植物学研究室に所属する。そこで基礎的な植物学と、コケ、藻類、シダから草本、木本植物の構造、生態、見分け方を勉強します。同時に探検部に入り、どんな奥深い樹海、切り立った断崖、不毛な砂漠、そびえる山脈だろうが生き延びて踏破できる体力、技術、根性を身に付ける。2年くらいはがんばってもらいましょう。暇なときは遊学の道で植物の勉強と道づくりで筋トレ。
 基本的な知識とサバイバル技術を身に付けたら、いよいよ植物採集の旅に出発です。リュックに剪定ばさみとルーペ、野冊に新聞紙、何冊かの分厚い図鑑、ちょっぴりの勇気とありあわせの愛を詰めて、日本中の山という山、谷筋から尾根へ、田畑からひとんちの庭へ、海岸、湿原、湖沼、荒地、島々(もち小笠原から沖ノ鳥島まで)を片っ端から巡って採集しまくってください。そこが国立公園だろうが絶海の孤島だろうが米軍駐屯地内だろうが入り込んで、天然記念物でも絶滅危惧種でも世界に一株しかなくても関係なく採集しましょう。花や実がないと同定できない植物もあるのでもちろん季節ごとに全部まわってください。

 この様な感じで30年くらい日本中を歩けばお・そ・ら・く、全植物覚えられるでしょう。そしてその頃には信太(YMP前リーダー)も真っ青の筋肉ムキムキのカリスマ探検家かつ究極の植物オタク野郎(娘)になっているはずです。
 さぁみんなもがんばってみよう!(自然は大切にね)

(文/鈴木 祥之)


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