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遊学の道Project2001/03月活動報告

3月10日晴れ。冬の寒さは舞い戻り、前日にも雪が降った模様。春の訪れは今しばらくお待ちください。
今月は遊学の森2回目の炭焼きに挑戦。私は前回の炭焼きには出てないので遊学の森としては初の、そして初のドラム缶炭焼きという一大興奮叙事詩を味わうこととなる。

まずは講師草間さんから複雑なドラム缶炭焼きの器具や装置について学ぶ。今回は木酢液も取れるということらしく、どんな複雑な装置かと思ったがこれがけっこうシンプルで長い煙突を通る間に自然に冷やされたポタポタたれるケムリをバケツに集めていくという簡単なものだった。
窯は2つ。班を2つ作り、広葉樹と竹の2種類を別々の窯を使って作ることとなった。
信太氏率いる竹班と田辺氏率いる広葉樹班である。私は広葉樹班にはいり、広葉樹をパコパコ斧で割っていくこととなった。竹の班は窯に合わせて切る竹の寸法をそろえていたが広葉樹の長さはばらばら。窯にうまく詰め合わせるのもヒト苦労である。ドラム缶は大きく、最終的にけっこうな量を割ることとなった。
両班とも同じ頃に炭材を詰め込み終わり、4時半ごろに点火することができた。あとは徐々に温度を上げ、炭化が始まるまで窯を見張るのみである。しかし点火直後にすでに竹班の窯からケムリがもれている。フタがうまく閉まってないのか、またはフタの隙間を閉じるための土が詰まってないのか、原因はどうあれケムリはもれている。
そこで土をもっと詰めることにしたがフタの押さえが傾いたりして今度は見た目が不安定だ。しょっぱなからくじかれた感じだがこういったハプニングが炭焼きの醍醐味だとも思う。
点火してからは手の空いた人から夕飯の支度にかかる。常にだれかが窯の様子を見ている必要があったので夕飯はバラバラにとった。牛丼と味噌汁はとっても美味しかった。ありがとう。
私が夕飯と小用を済まし再び窯に向かったのが7時半くらい。そのときすでに広葉樹のドラム缶の方の窯閉じが終わっていた。はやっ!!炭焼きというともっと夜中までパタパタやっているようなイメージがあったのでもう閉まっていたのにはびっくりした。その日はちょうど炭焼きが初めての私の友人が来ていたので窯閉じの瞬間を逃したのは少し残念であった。しかし結果として広葉樹の方は炭がよくできていたのでドラム缶や窯の大きさでも時間が変わってくるのだろうと納得した。臨機応変。十人十色。
逆に竹の方はなかなか温度が上がらない。暗闇でパタパタやっているうちに交流会も始まった。いつもの自己紹介。そして田中さんの誕生日祝い☆おめでとうございます☆最近の遊学の森では毎月毎月ケーキが食べれてうれしい。
夜は寒い。しかし人と話しながら小さな窯口にマキをくべて、小さな窯口の火の光を眺めるのはとてもおもしいろい。夜は暗いが満月は明るい。竹の窯も何とかグツグツと温度を上げ窯閉じを行えるまでになった。窯を閉じる直前に5分ほどで一気に温度を上げ不純物を取り除くという作業をするのだがこれがかなりおもしろい。うちわで窯口をどんどんあおぎ、疲れたら交替、疲れたら交替、を繰り返すだけだがみんななぜか一生懸命だし連帯感も生まれる。ついに窯を閉じた!という充実感も味わえる。
これにより寒い野外から暖かい室内への移行を許されるのだ。
そしていつものように遊学の森の夜は長い。今年度最後ということで恒例の「遊学の森クイズ大会」も行った。これが知的でけっこう面白い。

11日朝。晴天。窯を開ける。いつも行動の早い広葉樹窯は先に開けられその炭の出来も優秀だ。問題は竹である。朝になっても隙間からケムリがもくもく出ている。これを見た田中氏からは「中は灰だな・・・」というつぶやきも聞こえてくる。
しかし開けてびっくり!中には優秀な竹炭たちが肩を並べて勢ぞろいしていた。もちろん炭になりきってない不良ものも中にはあったが全体的に良い具合である。「こんなにうまく残っているのもめずらしいな・・・」との「灰論」撤回宣言も告げられた。これで炭焼きは堂々と成功という名の元に終了することができたわけである。
炭と木酢液はみんなで分けてもって帰った。

午後。予定通り(?)道づくりを行った。2月のイベントでつながらなかった体験の森(仮)までの道を作った。中層部で田中さん班、上層部で残り2班の3班構成で道作り。道作りはとってもおもしろい。
体験の森(仮)の広場までの道をつなぐことができた。

青柳信太氏率いる今年度の遊学の森は今月で終了。1年間ごくろうさまです。来月から代表も新たに新しい遊学の森を築きあげてください。
今月の炭焼きの参加者の方々、ごくろうさまでした。

(文責:宮本 裕美子)


発行日:2001/03/12

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