2月15日〜16日
今回のイベントはスタッフをやる時間とアイデアがなく、また、なるべく年間通して作業をやりたいこともあり参加者として参加。
それでも参加者としては、気が緩んでいて電車に乗り遅れ、集合に間に合わないため、武蔵五日市駅で迎えのスタッフに待っていてもらうことになった。
そこで待っていてくれたスタッフはつんつんと初めて見る女の子であった。毎月のように遊学の道Project行っているのにも関わらず知らなかった。定例活動とイベントとは別に動いてるんだから知らなくてもしょうがないか、と気持ちを変え、新鮮な面もちで何か期待を少し持ちながら、フォレスティングコテージへ向かう。コテージに着くといつものメンバーがテントの下でくつろいでいた。
遅れを取り戻すため、バタバタと作業服に着替え、記録用にカメラの用意を行う。しばらくすると開会式が始まった。リーダーはマイマイらしい。スタッフ9人、参加者15人。私は参加者でありながら一眼レフをぶら下げて動き回る。スタッフでもなく、ただの参加者でもない微妙な位置であった。
開会式の後、川縁の椎茸栽培をやっているところの横でシイタケのコマ入れを行う。
「今回コマ打ちをなぜするのかという訳は、現在林業で使う杉、檜の針葉樹を山で間伐をしても材が安いので捨て間伐といって伐りっぱなしにして山に置いておくことが多いのですが、キノコのコマ打ちに使う原木はコナラ、クリ等の広葉樹ですが、間伐材の利用の一つの方法として考えられますので体験していただきたい」という惣一君の説明。
やり方はまず1mくらいの原木にドリルで一列に穴をあけ、それから円周に千鳥状に回転しながら穴をあける。そのあけた穴にシイタケ菌の付いたコマを打ち込み、原木を仮伏せをすることまでが今回の作業。
3班に分かれ、穴あけと、あらかじめ穴の開いている原木のコマ打ちを行った。最初は初めてなので慎重に様子を見ながら行っていたが、1時間もすれば慣れてしまい、穴のあいた木も直ぐに打ち込んでしまい、2つしかない電動ドリルで穴があけられるのを待つ状態になってしまっていた。仕事にあぶれた人は何とはなしに立ちつくし、様子を見ていた。その後シイタケ菌「ドクターモリ」がなくなり終了。
その後は明日の間伐に備えてロープ上げの練習。A班ではマイマイが杉にロープを掛け、指導。「ロープを持ってビュンといって上げるように、初めての人は引くのが早く、木の向こうにたるみが行く前に引いてしまうので引っかかって上に上がらない」と実演。その指導が良かったのか、初めてロープ上げをするの男性2人は最初から私より巧く、上まで上げる。そんな様子を見ながら何でロープがあんなに上がらず苦労したんだろうという反省。
夕飯は鍋。参加者は、とにかく早く食べたいといった感じで積極的に調理し、火をつける。ここでも各班に分かれ料理の早さと味を競う。ここでは私とマイマイが「味が薄い」だの「これでいい」だのと言い争う。横からつんつんが「みなさんの健康を考えてこれでいいと思います」という声に変に納得して物足りなさを感じながら妙に白菜だけが多く、肉の少なかった鍋を食す。
勉強会ではみゅーみゅーが間伐の必要性、効用をスタッフに枝・葉に見立てさせた傘を持たせ説明。途中途中で林業家として田中さんに解説を頼む予定が、田中さんに用があり居られなかったことで構成的に少し中途半端な感じになったが、それなりに理解されたかと思う。21時前に田中さんが登場し、間伐の説明を行い、交流会に流れていった。
2日目の朝はとても寒く、朝寒さで目が覚め眠れなかった。今日は雪が降るかもしれないなと話しながら朝の用意をする。
朝食が済み、準備を行い出発。体験の森まで途中休みを入れながら1時間10分程かけて挫折する人もなく山道を歩いて行った。昭和47年に植えた36年生の杉を間伐することが本日の作業。3人一組で伐る係り、ロープで引っ張る係り、周りの様子を見て注意する係りと分担した。次第に雨が降り、時折雪が混じる中、林内の樹冠に守られつつ、その樹冠の中に穴を空けるべく木を伐り倒していく。
途中で伐った木が支障木に引っかかり、どうにもこうにも弱っているところに、田中さんが現れ、ロープを取ると斜め横に移動し引っ張り、引っかかっていたところをはずした後、また移動し引っ張り、木と木の間に倒された。頭を指しながら「ここを使ってやるんだよ」と得意気に話された。田中さんが「林業は理屈じゃない、回数だ」とよく言われるが、それはただ作業するのではなく、現場でその都度、時、場の状況を考慮し、頭を使い工夫して解決していくことだと理解する。13時になり作業を終了。今回は安全面を考慮し、いつもの2人一組に、周りの様子を見る係りを追加したため、一人あたりの木を伐る本数が減り、移動時間も長かったため作業時間が2時間30分と少なく、自分としては少々物足りなく思えた。
昼食で広場に降りると火の神さまつんつんが一人、火を熾し豚汁を作って待っていてくれていた。雨が滴る中、温かい豚汁と昨夜作った焼き味噌おにぎりを食べていると次第に雨滴が混じり合い、一緒くたになりながらの昼食となった。昼食の後、下山し、ナタ研ぎを行い、閉会式をして無事終了。
イベントの感想は、自分が作業について他の参加者に教えて上げられることもあれば、相手のほうが作業が巧いところもあるし、作業経験が多いだけで偉そうにせず謙虚にしなければいけないと感じた。
他の参加者の声としては「山道を1時間近く歩かされとは思っていなかったので、靴とバックを近場用のものを用意していたため痛くなって苦労した」、「木を十分伐れて満足しました」等を耳にした。
スタッフのみなさん、ありがうございました。
3月もみんな参加しょうね。