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遊学の道Project2003/06月活動報告

6月の活動報告

YMP初参加で見事活動報告の座を手に入れた(?)阿藤です。以後お見知りおきを。初参加といえば今回はYMP初参加の人が多かったらしく、初日に集まった人の半分以上が初参加。いいことですね。こうやって人の輪が広がっていくというのは。

さてさて、活動報告に移りたいと思います。
綺麗な駅舎と古い看板が不思議な雰囲気を醸し出しているJR武蔵五日市駅からバスで揺られること数十分。コテージに到着して荷物を置き、簡単な自己紹介のあと待っていたのはいきなりの鎌研ぎでした。この鎌、手鎌ではなくて、刃渡り20cm、柄は1mほどもあるもの。説明してもらっておもむろに始めてみるものの、包丁等とは違って砥石のほうを動かす研ぎ方に苦戦を強いられます。「そのうち巧くなるよ」なんて言われても不安は不安。でもなんとか済ませて移動開始。麦わら帽子に虫取り網、じゃなくて大鎌を持って山まで行進です。見慣れぬ人(見慣れている人はそう居ないと思う‥)からすればかなり異様な光景だったでしょう。


作業の前後は道具の手入れが基本です。

今日は道刈りということでとりあえず2班に分かれ、別々のルートをとります。私の班の先頭は近藤さん。石で刃を痛めないように気をつけながら、さくさくと進んでいきます。ときどき山椒の香りがぱっと広がります。やっぱり山のものは香りが違う!前半はあまり茂ったところもなく、ちょっと物足りない感。途中で休憩して刃を研ぎ直します。山では1時間毎に刃を研ぐそうです。そして後半。研ぎ直しで多少切れ味がよくなった気がします。そして道がだんだん草で埋もれているところが多くなってくると、皆もう足下に集中して一心不乱に刈りまくり。近藤さん、熱中するあまり道を外れて上っていく。そっちは枯れ沢ですよー!確かに、ところどころ土留めも目立たず道が不明瞭になっているし、誰かが間違っても不思議ではないかな。これは整備しないと危ないかなぁと思っていると時間切れ。帰りの道、炭焼き窯跡にあったケヤキの大木にちょっと感動。きっと杉が植林されるずっと前からここに立っているんだろうなぁ。向かいの尾根の稜線に立っている周りより高い杉、境界木というらしい。紐なんか使わなくても、境がわかる。これも昔の林業の知恵なんだろうか。感心。コテージに戻ってまた鎌を研ぐ。少しは上達した気がするがどうなのだろう‥‥。

交代で入浴しながら夕食のカレーの準備。タマネギがなかなか炒めあがらずせかす田辺さん。炒め続けるてつ先輩。二人ともこだわりがあるらしい。結果、ルーはうまくできたがご飯が柔らかすぎというオチ。でもおいしかった。皆にもとても好評だったようでなにより。寝る前に明日の昼食用のご飯の水加減で一談義。失敗は成功のもと‥‥と願いつつ、就寝。

寝たのが遅かったにもかかわらず、翌朝はさっぱりと起きることができました。これが山の力か、家でもこういうふうに起きられたらいいのに。マイマイさんの寝起きがヤバイ。いつものことらしい。朝ご飯を食べ、二日目最初の作業は椎茸のほだ木組み。場所の節約のため、支柱を1カ所しか使わない「よろい伏せ」という方法で組んでいきます。これもまた結構楽しい。組んだところで記念撮影。


よろい伏せ組みの前で記念撮影

そして川に下り、台風で流された橋の修復作業。といっても、石を組んで橋桁をつくり直すだけの作業です。できたと思ったら、川の流れが変わり幅が増したため届かず。ちょっとやり直し‥‥。


もはや恒例行事(?)の橋づくり。

その後鎌を取りに戻って、またも鎌研ぎ。山に入って、今度は斜面の下刈りです。だいたい等間隔で植わっているアジサイは絶対伐らないようにして、周りの草を刈っていきます。でも、自生のアジサイあり、枝別れしたり絡んだりとワケのわからなくなっている株ありで、いまいち確信を持てず。悩んでいたらきりがないのでバッサバッサと伐り倒し上っていきます。昨日と違って面積が広いだけに、かなり気分爽快です。ただし疲れはかなりのもの。昼食を挟んで午後も同じ作業を続けます。もう思考も麻痺してきたころ、終了の声。木苺の実をつまみながらコテージに戻り、最後の鎌研ぎ。これが今回の成果の集大成!?以上で今回の「アジサイ下刈り」全行程は終了。


草を刈り、飯を食べ、草を刈る。ご苦労様でした。

このアジサイが満開の時期に見られないのは残念です。そして7月の「道づくり」にも参加したいけど大学のテスト真っ最中でどうしよう‥などと思いを馳せつつ家路に着いたのでした。

(文:阿藤康翔)


公開:2003/07/03

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