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遊学の道Project2003/09月活動報告

9月の活動報告

6月に続き2回目のYMP、今回は買い出しから参加することにした。10時47分に五日市、という中途半端な集合時間を不思議に思いながら10時半頃到着、誰かが現われるのを待つ。昨日の連絡ではみゅーさんが来ることになっているらしい。約束時間が過ぎた頃、電車が到着する。そーか、これで誰かが合流するんだ、と集合時間の謎が解ける。が、誰も来ない。ロータリーにも誰も現われない。不安に思っているとマイマイから、みゅーさんが渋滞に引っ掛かっているので自分が拾いに行くと連絡が入る。白い髭のおじさんと合流するように言われ、周りを見回す。岡田さんはすぐにわかった。マイマイが登場すると、私たちは急いで車に乗り込み、買い出しへ向けて出発した。

買い物は思ったよりも難しかった。20人分のサラダ、と言われても全くピンと来ない。これじゃあ多い少ないとかなり悩む。なんと言っても少なかった時の買い出し班に対する非難の目が恐ろしいよね、ということに3人の意見がまとまり、少し多めに買うことにする。

買い物を終えてコテージに着くとつんつんが来ていた。食料を降ろしたりして集合時間も近づいてきたので、みんなで昼食を取る。暫くするとみゅーさんがやぐっちと共に到着、高速に乗ってえらい目にあったらしい。が、とにかく無事にみんな集まり、あとは他の参加者の到着を待つだけとなった。

今回の参加者は23人。今月のYMPは、府中青年の家主催の下刈りキャンプから流れてくる人が多いので、大所帯になるということだった。集合時間になると続々と人が集まり始め、キャンプで一緒の班だった川ちゃんが友達を連れて登場した時はとても嬉しかった。その他にもキャンプで出会った懐かしい顔ぶれが揃っていた。

荷物を片づけ、早速準備を始める。今回の作業は道づくり。次々と見たこともない道具達が出される。今回は3班で分業をするということで班分けをし、マイマイの指導のもと準備体操。時間が押していたので超簡単に自己紹介を済ませると、それぞれ道具を持って遊学の森へ出発。

私の班は杉のクボ路のガレ場の補修作業が担当だった。前の二人が大鎌で脇の草を刈った後を後ろから足元の石を歩きやすいようにどかしたり積んだりする作業なのだが、これが簡単ではなかった。石がごろごろ転がっているので、どう動かしたところであまり違いが感じられないのだ。石を積み替えては何度もその上を歩いてみるのだが、それで良いのか確信が持てない。体力よりも神経を使う作業であった。時間になったので田辺さんから駄目だしチェックを受けながら下山する。

コテージに帰ると、各自で鎌を研いだり、夕食の準備をしたり、シャワーを浴びたり、惣次さんの畑で草取りをしながら過ごす。夕食が始まったのは19時前。メニューはカレーにサラダ。それから惣次さんの畑で採れた春菊のおひたし。引き続きの交流会では、ヨーロッパ林業視察研修からその日帰国したばかりの惣一さんがお土産話を披露。また、一年振りにヨルダンから一時帰国されていた上田さんが参加されていたので、なんとなく国際色豊かな会話が弾み、交流会は深夜まで続いた。

2日目の午前中の作業は、イノシシが穴を掘り、壊した道(ぬた場)の補修だった。まず、山側の崩れた土をトンガで削り、法面を整える。その土をジョレンで平らに均し道に馴染ませる。谷側は土留めの丸太が駄目になっていたので取り替えることに。古い杭をはずし、新しいものを掛矢で打ち込むがなかなかうまく留まらない。何度も打ち付けていると杭の先端が崩れてしまったので、鉛筆を削るように鉈で整える。そうして杭を2本打ったあとに新しい丸太を内側にセットする、といった作業内容だった。道はいくらか拡がり過ぎてしまったが、きれいに補修された道を見た時は素晴らしい達成感があった。昼食後、午後の作業に移ろうとしたが、かなり激しい雨が降り始めたのでやむなく中止。今回の作業は終了となった。

下山しながらふと遊学の森を振り返ってみた。そこにはすでに橋がかかり、道があった。私たちは今回、道の補修をしただけであったが、最初にこの山に入り道づくりをした人々の作業は、どんなにたいへんだったのだろう?先輩方の努力と情熱を想像して、ちょっと感動した一瞬だった。

(文:山本昌子)


ヨルダンから一時帰国中の上田さん(写真左)。道の修理に倒木を利用します(写真右)。

木をしっかり支えて鋸で伐ります。

土留めの丸太は杭で固定します。

山の斜面で一休み。


公開:2003/09/28

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