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遊学の道Project2003/11月活動報告

もう11月だというのに、暑い。この異常気象はどうしたことか。檜原の山々は、まばらな紅葉が見られるだけで、秋の彩(いろ)にはまだ満たない。
買出しのため、久々に昼間のバスに乗ったが、例年のような観光客の大混雑もない。
いいのか、悪いのか……。

バスから降り、馬場特産物販売所で売られていた大根に目が止まる。
「あれ、おいしそうだよね〜」
引き寄せられたちよりんは、販売所へ。そこで発見。手作りこんにゃく!!
「これはね、今朝作ったんですよ。さしみで食べて」
野村さんの奥さんの言葉に、一同即決。
「絶対おいしいよ!!買おう!」
檜原のゆずみそも一緒にいただき、夕食を待ち遠しく、コテージに向かう。
今回は、元々の参加人数が少なかった上に、直前キャンセルが相次ぎ、7名という、少人数活動となった。先月、先々月が、大人数活動だったため、よりアットホームに感じる。
作業は、恒例のカタクリの下刈り。冬場、地面に眠るカタクリの環境を整える作業である。
アジサイの広路のケヤキの横から、草を刈り分けて現場に入る。先頭が、つるに身を取られながら格闘している間、後ろのほうは、様子がわからず待ちぼうけだったらしい。
各人の持ち場に到着し、作業開始。と、つるゾーンが持ち場になった後ろのメンバーは、身を持って、先頭がなかなか進まなかった理由を知る。先頭は、つるゾーンをとっくに抜けて、悠々自適な草(潅木含む)刈りである。
今回は、初参加者を含めて、全員が草刈り経験者であったため、作業進度はなかなかいい。それぞれが自分のペースで、隣との進度を調節しながら、上へと進んでいく。
あきおジャンクションまでの作業を終え、カヤの岩路側、カタクリの路の上の方と、刈り残された部分を時間まで分担して行った。

コテージに戻り、鎌研ぎをしていると、裕子さんから、おだんごの差し入れ。飛びつく若者を尻目に、菅野さんは、
「甘いものは食事のあとじゃなきゃ」
と、余裕の発言。
夕食の準備は、田辺さんペースで……と思いきや、現れた敵は、初参加の松本さん。
「ライバルだなぁ」
などと言いながらも、カレー奉行田辺は譲らない。
そこへ、再び裕子さんの差し入れ。今度は煮物。これは、あったかいほうがおいしいからと、菅野さんも交えて、お茶と共に箸を進める。
疲れた身体に甘い煮物。お皿はすぐに空になった。
そして、田辺カレーが完成し、大根サラダとさしみこんにゃくで、豪華な夕食が始まった。
こだわりカレーは、YMPの味。こんにゃくも、とろけるほどやわらかくておいしい。
何年も通っていたのに、今日まで知らなかったなんて、不覚!!多いかと思われた、テーブルの上のお皿は、あっという間に片付いた。
先月から始まったインドネシア式ジャンケンで、皿洗い当番を決め、ミーティングを行う。
現在、スタッフ間で、遊学の森ガイド&作業マニュアルを作ろう!という話が挙がっており、みんなからアイデアをもらう。遊学の森の全体像を把握していないメンバーにとって、地図は必須のようである。
交流会の盛り上がりの中心は、菅野さん。
「岡田さんを除いた、中心メンバーの最年長は誰?」
「それは、田辺さんかな……?」
「ホラ!長老なんだから、もっとしっかりしなきゃ!!」
厳しいダメ出しを受け、いつもは攻め気味の田辺さんも、この晩に限ってはタジタジ。
「千代女、そんなに股関節が固いと、長生きできないよ!」
「はい!すいません……新年には、もっとやわらかくします……」
ちよりんも、押され気味。恐るべし、菅野!!(笑)
そんな中、悠々と眠る松本さんに、状況を見守るトーマスとなつ。
こんな風に、YMP一家の夜は過ぎていった。

朝……雨が降っていた。少し様子見……などと考えたのが間違いの元だった。気がつけば8時。雨は止んでいる。誰か起こしてよっ!!
大急ぎで、朝食を食べ、おにぎりを作り、30分遅れて山に入る。
カヤの岩路側と、カタクリの路上部に分かれ、作業再開。完璧を目指せば、刈る場所はたくさんある。全部はムリと悟り、路際のよく見えるところを中心に作業する。
空は、だんだんと雲が下がり、お昼を食べ、雨が降り出したところで、山を下りた。
早上がりをしたため、時間はゆっくりある。朝食の残りの卵と牛乳、パンで、フレンチトーストを作ろう!という意見が決まり、早速調理。できたてのフレンチトーストをつまみつつ、片づけをして、雨の降り出したコテージでまったりしながら解散となった。

大勢でワイワイやるのもいいけど、少人数でゆっくり交流できるのもいいね。

(文:石山恵子)


公開:2003/11/15

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