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遊学の道Project2004/1月活動報告

1月11日〜12日

 いつもは仕事の関係で土曜の夜からの途中参加が多いのですが、今回は日・月(祝)ということで全日程参加でき、うれしいです。そして、初めての炭焼き体験、とても楽しみにしていました。
 私が住む世田谷区若林から武蔵五日市まで、1時間半ほどかかります。電車の中では、田中さんの著書『私は森の案内人』(1994年、創森社)を読んできました。この本は、すごくわかりやすいので、是非、中高生にも読んでほしいです。現在、林業をとりまく環境はさらに変わったでしょうから、田中さんの新しい本が(できたら岩波ジュニア新書あたりから)出たらいいなと思います。
 武蔵五日市からバスに乗り、檜原村に到着しました。ここのコテージは、木のぬくもりが感じられ、すごく落ち着きます。玄関には、星野富広さんの詩画が飾ってあり、素敵だなと思いました。荷物を置き、お昼ご飯を食べ、作業を開始しました。今回は山に入らないので、のんびりしていました。
 最初の作業は、薪割りでした。以前一度だけやらせていただいたのですが、なかなかうまくできず、薪割りって難しいなぁ、刃物ってこわいなぁと思った記憶があります。今回、私は竹割りをしました。竹は簡単に、しかもすぱっときれいに割れるので、楽しかったです。「竹を割ったような」とはこういうことかと、妙に納得してしまいました。
 作業をしていると、デジカメを持った坂本徹さんが、やってきました。「上野さん、今回全参加ですか?」「はい。」「じゃあ、今月の活動報告よろしくお願いします。」と、笑顔で2000字の報告書を頼んでいきました(涙)。私は、文章を書くのが本当に苦手で…。(そう言えば、森のワークキャンプの時も、感想文が書けなくて、すごく遅れて郵送したなぁと思いながら、締切前日の今日、苦しみながら書いています…。)
 薪割りが終わり、窯の中に木を並べていきました。まつぼっくりやピーナッツ、木の実、葉っぱ、花なども、一緒に窯に入れました。火をつけたあとは、温度が下がらないよう、1時間おきに薪を入れていくのだそうです。炭焼きは、一種独特のにおいでしたが、言われていたほど、強烈ではないなと思いました。(でも、家に帰ったら、やはり服のにおいが気になりました。)
 コテージに戻り、夕食の準備を始めました。今回は、野菜たっぷりの肉団子の鍋でした。田辺さんは「(た)なべ奉行」と呼ばれていました。(そのままですね。)皆でこたつに入り、鍋をつつきあうというのは、本当にいいなと思いました。
 夜は、窯の様子を見ながら、皆で、外でしゃべっていました。温度計を見ると、−4℃でした。寒かったけれど、この寒さが心地良く感じられました。久しぶりの焚き火も、とても楽しかったです。
 コテージに戻り、こたつに入って、皆でいろいろな話をしました。ここに来ると、様々な年代の、様々な職業の方と出会えるので、楽しいし、勉強になります。田中さんから、いろいろなお話をうかがいました。私は、昨年の夏以来、檜原村を訪れるようになり、林業や自然環境に対する関心を持ち、知識も増えたと思います。でも、自分の中ではなんとなくわかったつもりでも、人に話せるほど理解できていないと思います。せっかくだから、正確な知識を身に付けていきたいです。
 夜中の1時ごろ、火を消しました。窯を開けるのは、明日です。うまくできているか、とても楽しみです。このまま寝てしまうのはもったいない気がしましたが、疲れて、すぐに寝てしまいました。夜は、とても寒かったです。
 12日。朝ご飯を食べ終え、いよいよ窯を開けました。残念ながら、お花や木の実はほとんど燃えてしまいましたが、まつぼっくりやピーナッツは、かわいらしい炭になりました。(皆に見せようと思い、持ち帰ったのですが、電車の中でかなり砕けてしまいました。)木炭、竹炭は、うまくできていたと思います。お土産に、できあがった炭や木酢液をもらいました。
 2日間、とても有意義な時間を過ごすことができました。田中さんやスタッフの方々には大変御世話になり、ありがとうございました。今回はのんびりムードで、とても楽しかったです。

(文:上野敬子)


必要な大きさに炭材を割る。完成品を想定して小さくなりすぎないように。

釜の中では何が起こっているのか、図からわかりやすく解説。
 

出来上がった木炭を手に満面の笑み。

(撮影:坂本徹)


公開:2004/02/01

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