10月の活動と大自然塾報告
今回の作業は、ズバリ「道づくり!」でした。が、台風のため1日目の活動は中止となってしまい、「山の方はどんなんなってんだろ…」とモンモン考えながらみゅーさんの連絡待ちとなりました。次の日、だいたい11時頃にみんな集まり、道具を揃えていたところ、両刃のナタになにやら白い物体が…!?カビでした。あと、ノコギリなどの柄の部分に白いぶつぶつがたくさん付いていたのですが、みゅーさんに「あれはニョロニョロだよ」と聞いてやけに納得しました。そんなこんなで装備を調え山に向かいました。今回の参加はみゅー(石山)さん、とーます(近藤)さん、いぬ(佐々木)さん、CO2(塩津)さん、私ドラエもん(上村)という人間のいないメンバーでした。
山に入る途中の竹で出来た橋は、川の増水で流されていました。というか、階段の上の方まで増水しており危険でした。みゅーさんも「こんなに増水したのは始めてかもしれない」といってしまうくらいの川でした。
山の中はやはり所々、道が川になっている箇所があったり、木の橋が滑りやすくなっていたりと、雨の後の作業は十分注意が必要だなぁ、と実感しました。
作業現場の"カタクリの路"の上の方に近づくとちっちゃくてかわいいカエルくんを見かけ、みゅーさんが手に持ち、いぬさんが写真を撮っていましたが、光の反射でうまく写らなかったそうです。残念!カエルのあの無表情で遠い目をしているところが大好きです。
本題の道づくりは、途中雨が降ってきてしまったため2時間ほどで終わってしまいました。でもとてもきれいで整った、すてきな道が出来たと思います。最初、私とCO2さんはナタで木を削って杭を作りました。これがまた難しく、ナタを地面にぶつけるわ、えんぴつのような形になる気配はないわで、参ってしまったのでCO2さんに助けてもらいました。土留めの木を置き、とーますさんが杭をカケヤでどっすんどっすん…。木の隙間を埋める大きな石がなかなかなくてタイヘンでしたが、土をかけて何とか完成しました。生えている木の根っこのくぼみをうまく調整して土留めの木のはじっこをぴったりはめるのはナイスだな!と思いました。まさにクイいら〜ずでした。
コテージに着きCO2さんは帰路に就き、他4人は少し遅めのお昼ご飯。私はみゅーさん特性コーンスープスパを頂きました。とてもおいしかったです。その後、田辺さんがコテージに着き、とーますさん、いぬさんとお別れしました。田辺さんは神戸の方で木の皮を剥いていたそうです。というわけで、”山の親父のひとりごと”という本を購入しました。リンギリなど、田辺さんのやっている作業の謎が解けるのだそうです。
夜はかなり年季の入った(様に見える)ワイン、チューハイ、ビールなどを飲みつつ、明日の大自然塾について話し合いました。参加者は26名でしかも殆どが初参加、スタッフは惣次さん、森づくりフォーラムの岩下さんを含め5名、そして雨が降って足場が悪いという心配事がありましたが、惣次さんがホックホクのおいしい里芋の煮っ転がしを持って見えてくださったので不安は宇宙の彼方へ飛んでいきました。
さらにこの日、コテージに泊まったのはみゅーさんと田辺さんと私の3人だけだったので贅沢におフトン2枚ずつ、かけブトン2枚ずつという通常ならあり得ない敷き方をしました。お陰様でポカポカグッスリ眠れ、幸せでした。田中さんの家のコテージのフトンはなんでいつもふかふかなんだろう、と思いました。
10月11日(月)、明け方の激しい雨は止み、大自然塾決行となりました。参加者は18人、ほとんど50歳以上の元気シルバー隊で山に向かいました。参加者の一人がトンガを指して、「これ、なんていうんだっけ?」と聞いてきたので「(あれ!?ツルハシ…じゃなくて、ジョレン…じゃなくて…えっと、えっと)ク、クワじゃないですか!?」と自信なさげに答えました。
今回の作業は「杉のクボ路の道づくり」でした。トチカンという道具を使って玉切りした材を炭窯跡まで引きずり下ろす班と、まっすぐで急だった路をジグザクにして歩きやすくする班とに分かれて、作業をしました。私は惣次さんと共に道づくり班につきました。この道は、小学生とかも歩くのだそうです。「歩く人の気持ちになってつくるんだよ」と惣次さんが教えてくれました。道というのは、ほんの数m行っただけで砂ばかりだったり、石ばかりだったりなので、そこらへん砂だけの所に石をおいて上げたりうまく調整することによって雨が降ってもすぐにはくずれないようなしっかりした道になるのだそうな。
そんなこんなでお昼ごはん。私は上の方にいるみゅーさんのもとへおにぎりをとりに行き、もどってくると、参加者が「おっネズミだ」。よく見ると大きな石のまわりをグルグル、穴に出たり入ったり、10cm位のかわいいネズミがいて、かなり癒されました。午後は、スタッフはそのまま、参加者の2つの班は入れかわって作業をしました。クワで道をひろげ、すき間に石をつめ、ジョレンで平らにする…。小休憩は、つくりかけの道の上でごろ寝。完成しちゃったら、この道にねそべることなんてできやしないしね!
今回も素敵な道が完成!日本庭園風の曲がり角があります。帰り道、先頭を歩いているとあまりにクモの巣が絡みつくので道を間違えたのかと思っちゃったけど、あってました。クモって、巣をつくるの速いんですね。
今回の大自然塾で私はなぜか参加者の方にたくさん質問されたので、道具の名前やムラサキ色の花の名前(セキヤノアキチョウジ)などをおぼえて、とても勉強になりました。そしてやっぱり、つくりたての道は気持ちが良い!ということを再認識できました。ありがとうございました。