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臨死体験を脳の幻覚とする科学的理論の限界を明らかに ◆死と向き合う一人一人の癒しの書だ。生と死、魂の成長とは何かを現代心理学の成果から問う。広く精神世界や心理学、人生観に関心をもつ人に読んで欲しい。心を揺さぶる多くの事例で、思わず引き込まれるだろう。 ◆臨死体験がなぜ脳の見る幻覚とは言えないかを、「脳内幻覚説」の代表的論客ブラックモアの説を徹底的に批判しつつ論証。 ◆「現実体験の可能性をひとつひとつ潰していくブラックモアと、セイボムの著書を実際に当たりつつその論法の穴を指摘する著者とのつばぜり合いは実にスリリングで何度読んでも引き込まれます」(頭文字S氏) ◆「脳内現象説」は、なぜ体験者がプラスの方向に成長するのかが説明できない。ブラックモアは、幻覚説からこの事実を説明しようとした唯一の論客だが、その試みの失敗が、この本で明らかになる。 ◆人間性心理学や悟り体験と比較しながら体験者の人格変容を考察する部分は、臨死体験の奥深さを印象づける。 ◆養老孟司氏のように臨死体験の一切を「脳の機能」で説明するのがいかに浅薄かを知って欲しい。 |
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「臨死体験研究読本」
あとがきより
| 臨死体験がおよそどのようななものであるかは、トンネル、人生回顧、光といったイメージとともに、かなり知られるようになりました。しかしまた、「臨死体験はどうせ死に瀕した脳が見る幻覚だろう」というような理解も、まだまだ一般的です。 精神世界関連で、これだけ信頼するに足るデータが蓄積された分野は臨死体験の他にあまりありません。私は、これらの膨大な調査結果を用いて、臨死体験には「脳が見る幻覚」とは言い切れない何かが残るという事実を、きちんと論証しておきたいと思いました。 もしかしたら日本人は、こうした「論証」という作業があまり好きではないのかも知れません。しかし、「ここまでははっきりと主張できるけれど、これ以上のことはまだ断言できない」というようなことを、ひとつひとつ確認していく作業は、精神世界について語る場合にこそ大切なのだと、私は思います。 こうした積み重ねを着実に行っていくことで、目に見えない世界を認めない物質的な世界観でもなく、目に見えない世界を盲目的に信じる閉鎖的な宗教でもない、精神世界への新しい接近法が拓かれていくのだと思います。 この本が、そんな新しい道を開く努力のささやかな一助となれば、うれしく思います。 この本が出版に至までには、実に多くの人々の様々な援助や励ましをいただきました。何人もの編集者の方々に原稿を読んでいただき、それぞれ高い評価をいただきましたが、最終的には、インターネットの長所をうまく利用した読者支援型の新しい出版方式によってこの世に送り出されることになりました。 出版社アルファポリスのサイト『ドリームブッククラブ』)で一部その内容を公開し、購入予約をする人や一口1万円の出資をして出版を援助したいという人を募り、その数が一定数に達すると、出版が実現するというシステムです。このシステムによって多くの人々が評価をし、支持をして下さった結果が出版につながったのです。 思考や実践の表現を主にインターネットのウェッブサイト・『臨死体験・気功・瞑想』で行って来た私にとって、これはいちばんふさわしい方法だったかも知れません。 出版後も、この本の誕生のいきさつにふさわしく、インターネットを通して多くの人にこの本の存在を知ってもらい、Eメールやサイトの掲示版によってご感想やご意見をいただき、逆にまた本を通してインターネット上の交流がさらに広がるという展開になれば、これほどうれしいことはありません。 最後に、これまで多くのご支援や励ましをいただいたインターネット上の読者の皆様、とりわけ購入予約や出資をいただいた皆様に深く感謝いたします。 |
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