釣り糸

薄暗い杉林の中、静かに釣り糸を垂れる精霊がいます。

時折流れる5月の風に身を任せながら、

過ぎ去る時間を味わい楽しんでいるようです。

「急ぐなで!焦っても、ゆっくりしても、過ぎでぐ時間は同じだぁ。

ちっとは俺でも眺めでゆっくりしてげぇ。」

ウラシマソウにそう言われているようで森の中、

思わずビールの缶をあけてくつろいでしまいました。

2000、金剛山