道端見てある記
2001年 file5  〜しし座流星群 日本大出現〜 
 11月19日未明、しし座流星群が大出現しました。
しし座流星群は33年周期で公転していて1998年に近日点通過をしたテンペルタットル彗星を母彗星とする流星群です。イギリスの天文学者が出した 「11/19、02:31 1時間当たり9000個、 11/19、03:19 に15000個の規模(雲量0・最微光星6.5等級の理想的条件で)で大出現が観測される」という予想はほぼ完璧に的中したと言えるでしょう。
 私たち家族も、18日の23時過ぎから和歌山市小豆島にあるサッカーグランドでしし座群の観測に挑戦しました。夜半を迎える頃からすでにしし座群と思われる明るい流星が東から西に向かって真一文字に大空を横切っていました。1時頃にはかなりの数が飛びだし、1分間に数個〜十数個の頻度で流星がみられました。中には流星痕を残すものや途中でバーストをするものなどもあり、見ている方角の反対側でまるでストロボでも発光したのか?と思うほどの明るさのものもありました。とっさに振り返ると流星そのものは見逃したものの、まだ痕が残っていたりと、はっきりと流星痕の確認できるものも数多くありました。まさに流星群!素晴らしい眺めでした。2時台にはいると1分当たりの出現個数は十数個〜数十個にものぼり、たぶん、2時〜3時の1時間に500個はくだらなかったでしょう。(撮影をしながらの観測だったので、出現数は計数していません)
 3時過ぎ、第2のピークを前に雲が広がり始めました。撮影はあきらめて、子供たちを起こし、眼視で観望。雲量4〜5くらいの悪条件の元でも明るい流星がたくさん見えました。その後雲と寒さのため3時半頃現地を撤収、4時前に自宅に到着後、窓から天高く昇ったしし座の方向東の空をもう一度眺めていたら(4:20ごろか?)まだ1分あたりに3〜4十個ほどしし座から降り注ぐように流れていました。全天で観測すると少なくともその3〜4倍はあるはず。その後明け方までこの壮大な天体ショーは続きました。


★しし座流星群映像集1★
撮影:Tom  使用カメラ CANNON EOS55   使用レンズ28mm(28-80mmzoom) F3.5
         使用フィルム フジカラーISO400

 一般的にズームレンズは天体写真にはあまりむきませんが、手持ちのカメラをフル活用すべく、ダメ元で撮りました。撮影はすべて固定撮影です。 写真に入っている縦の細いラインはパソコン機器の不調によるものです。

01h15m00sJST〜 1分30秒露出 

02h00m00sJST〜 2分露出
左端の真ん中当たりにかすかな流星と、右上部に流星痕が写っています。

02h56m00sJST〜 1分30秒露出
追加画像1 (12/4UP)に進む