生物の高次分類


 現在地球上にはいったいどれくらいの生物がいるのか? この単純な問いに答えられる科学者は実はほとんど誰もいない。人によって3000万種と推定したり1億種とも推定されたり、むちゃくちゃと言ってもいいほどの開きがある。そのなかで正式に学名がついて学会に登録・認知されているのは、実はたかだか150万種にすぎない。とほうもない数の「未知種」「新種」がいるわけである。生物分類学者の総数からすると、全ての種に学名がつけられるにはあと800年かかると推定する学者もいる。(ただし、分類学者が1年間に記載することができる新種の数より、熱帯雨林の破壊等で絶滅する種の数のほうがはるかに多いので、分類学者の仕事はそれほどは多くないと皮肉を言う人もいるが)。

 全ての生物学の基礎・土台となり、生物多様性の理解の科学的根拠となるのは分類学であるが、現在、分類学は生物学の主流とはみなされず、分類学の地球環境問題における死活的重要性も一般には全く理解されていない。

 本ホームページでは、生物分類学を通して、生物多様性の真の姿に可能な限り迫らんと試みる。

 ●更新履歴

●地球上の全生物の高次分類


●となみ むかホームページへ