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2001.6.20
■WINE編
wine1:ボルドーワイン・グランクリュ特集
フードビジネスコンサルタント VINCENT Systems
調理師・1級建築士 池田晴哉
注)「===>Q&A」は、初心者向けQ&Aのリンクです。
■VINEXPO 2001(ワイン見本市)とは
VINEXPO2001が、2001年6月17日〜21日に開催されます。
この見本市は2年毎にボルドーで開催されており、今回は11回目の開催。ワインメーカーなど、40カ国・2300社が出展します。毎年、VINEXPOで初めてボルドーの新ワインが一般公開され、今年出展されるワインは1998年もの。
世界中の販売会社が品物の質の確認と買い付けのために訪れ、来場者も約120カ国・55,000人と予測。まさに世界最大規模のワインとスピリッツの見本市です。
ワイン生産に関わる日本人も多く参加しており、我が同級生のムッシュ・SKもボルドーのグランクリュ・シャトーに関わっており、参加するはずです。こうした友人達から情報を得ましたら、後日報告します。
◎日本での問い合わせは下記へ。
フランス見本市協会日本事務所 Tel.03-3405-0173 E-mail: info@vinexpo.fr
なおVINEXPOは、ボルドーで開催されていない年には、世界の大都市の中から1都市を選んで開催しています。昨年は日本でVINEXPO(国際ワイン・スピリッツ見本市)が開かれました。
■日本で開催されたVINEXPO 2000について
VINEXPO 2000は、昨年(2000年)日本の東京ビッグサイトで6月6日〜8日に開催されました。
私は、オーストリーワインボードからの招待を受け、そのテイスティングなども参加しました。
(オーストリーワインについては、次号以降で詳しく紹介したい。赤よし、白よしで、アイスワインも貴腐ワインもよしと、珍しくワインの質の揃っているのが、オーストリーワインです。)
また、2日目には、ユニオン・デ・グランクリュ・ド・ボルドー主催の1997年ビンテージ・ワインの試飲会がありました。この試飲会には61のグランクリュ・シャトーが参加していて、私はそのうちの38をテイスティングしました。
この1997年は良いワインが出来た年でもあり、それぞれに個性と特徴があり、さすがにグランクリュのランク(格付け)はすごいと感心すると共に、そのワインの品質の高さにも納得しました。
■グランクリュ格付けワインとは
◎1885年格付け
由緒ある最も古い格付けは、ナポレオン3世が1855年に「ジロンドにおける特級銘柄の格付け」として、ボルドー仲買人協会に委託して制定したもので、1885年格付けと呼ばれています。
1855年格付けは、61銘柄のみ(葡萄園は3000以上ある)。当時は、赤ワインのメドックと白の甘口のバルサックとソーテルヌのみが、市場性が有るとされていて格付けされる。
なお、メドックは、この格付け対象のオー・メドックと、その北のバ・メドック(現在はただメドックと呼称)とに分かれる。
オー・メドックの特級格付けの地域は、マルゴー、サン・ジュリアン、ポーイヤック、サンテステフ、ムーリ、リスラックと分かれ、前の4地区が主なグランクリューの地域名として使用され、残りの2地区はオーメドック等も用いることになっている。
◎1885年格付け対象外の有名産地
この1855年格付けでは、メドック以外の他の地域、グラーブ(除くオー・ブリオン)やサンテミリオンやポムロールは対象外とされました。
格付け対象外とされた区域でも、後年独自に格付けを行うなどしています。概要は次のとおりです。
サンテミリオンでは、1955年から格付けが始まる。12の第一特級と、72の特級が格付けされた。
1958年と1969年に見直しがあるのが、この地区の特徴です。近年の見直しでは降格した銘柄もあるが、全体として格付け銘柄は増加傾向にある。なお、この地域のシャトーの数は1000を超えるといわれる。
グラーブも1953年に格付けがされる(オー・ブリオンは、メドックとしてすでに1855年格付けがされているが、グラーブとしても第1級に格付けされた)。赤ワインで12、白ワインで8のシャトーが格付けされている。なお、グラーブとは、フランス語では砂利のこと。赤と白の割合は約半々。
ポムロールは、長い間格付けなしで通しています(最近の状況は知りません。人気で高額のペトリュスがこの地域です)。なお、この地域では大部分がメルロー種であり、ペトリュスでは100%となっている。
■グランクリュー格付けワインの紹介(1997年もの)
今回は、VINEXPO 2000で試飲したボルドーのグランクリュの格付けワインの中から、私の好みのものや興味を持ったシャトーに絞って幾つかを紹介します。
なお、ホームページ記載のないシャトーは、以下のe-mail先へ連絡下さい。
Union-Grands-Crus@vins-bordeaux.fr
◎ワインの紹介方法について
ワインの紹介については、西洋的な「植物や花の香り」を長々と用いた表現は、日本人にはなじみが薄く、どうかと思っています。ソムリエ試験などで必要な方は、自分でお試し下さればよいので、ここでは「おいしい」「飲みやすい」といった単純な表現でしか説明しません。
ついでですが、アメリカ人のMr.パーカーによる評価がもてはやされていますが、「ワインおたく」に近いティスティング結果に縛られるのもどうかと思っています。
もっと、自由にそして良い条件で楽しく味わい、評価したいものです。
以下の説明では、母音(aiueo)の上につく「^」や「/」などは省略しました。
カタカナ表示では「シャトー」を省略しました。
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CHATEAU PHELAN SEGUR フェラン・セギュール |
| 地域・格付け |
サン・テステフ |
| 作付け |
64ha 34万本生産 |
| 熟成方法 |
新樽は50%使用で16ヶ月樽熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
60% |
| カベルネ・フラン |
5% |
| メルロー |
35% |
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| 試飲評価 |
軽くて飲みやすい。 |
| シャトーの外観 |
格付け外のシャトーであるが、立派な建物を持つ。 |
| その他 |
息子さんの若い眼鏡のムッシュ・ローラン・ガルディニエと名刺交換する。(彼は3兄弟の1人)
http://www.chateau-phelan-segur.com |
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CHATEAU LEOVILLE
BARTON レオヴィル・バルトン |
| 地域・格付け |
サン・ジュリアン 1855年格付け(2級) |
| 作付け |
45haで、26.6万本 |
| 熟成方法 |
新樽50%使用で20ヶ月樽熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
72% |
| カベルネ・フラン |
8% |
| メルロー |
20% |
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| 試飲評価 |
ボルドーらしい複雑な味と香りは少々くどく感じますが、2口目からは甘めでメローに転じ、飲みやすい。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
石造りの中折れ階段が正面の左右にあり、シンメトリーで大振りの美しい建物です。D2沿いにあります。 |
| その他 |
背の高い金髪オバサン(マダム・バルトン?)がコルクを開けて匂いをかぎ、そのまま捨てていた。印象的でしたのでムッシュSKに問い合わせをしたら「おそらくコルク臭がしたんでしょう。どうにもならないので困っている現象です」との事でした。
高いワインを提供する店で、ワインを開けてコルク臭が気になった時は遠慮せずに、そのむねソムリエに言いましょう。
この会場の他ではこの光景が見られず、このマダムの真剣な態度は印象的でした。そこで「ひいき」にすることにしました。 |
(補足)A.リシーヌ著「新フランスワイン」(柴田書店)P54〜56に、このシャトーの解説がある。
1821年アイルランドの酒商ヒュー・バルトンが、レオヴィル家から購入し今日に至っている。ロナルドの甥のアントニーとデンマーク生まれの妻エヴァが経営に参加とあり、あの背の高いマダムはエヴァさんのようです。「極上のワインをつくる」とあり、長年に渡る一族の努力には敬意を表します。
このバルトン家では隣接して、1855年格付けのCHATEAU LANGOA BARTON も所有しています。ここのセコンドワインは LADY
BARTONといい、マダム・エヴァのことかも知れません。 |
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CHATEAU LASCOMBES ラコンブ |
| 地域・格付け |
マルゴー 1855年格付け |
| 作付け |
50ha 24万本 |
| 熟成方法 |
新樽60%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
50% |
| カベルネ・フラン |
5% |
| メルロー |
40% |
| プティ・ヴェルド |
5% |
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| 試飲評価 |
極めてスパイシーで、美味い。以前からの評価も高く、おすすめ! |
| シャトーの外観 |
立派な美しいシャトーはラベルの通り。D2とD105から近い。 |
| その他 |
マダム・ルモワンヌ?が素敵でした。 |
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CHATEAU LARCIS DUCASSE ラルシス・デュカス |
| 地域・格付け |
サンテミリオン 格付け |
| 作付け |
11ha 6万本 |
| 熟成方法 |
新樽は25%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
10% |
| カベルネ・フラン |
25% |
| メルロー |
65% |
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| 試飲評価 |
特徴があり、濃厚で美味い。フランが多く入るせいかもしれない。 |
| シャトーの外観 |
シャトーはごく普通の住宅で、立派なものではありません。山梨のワイン醸造所と大差なく親しみを感じます。 |
| その他 |
ムッシュ・グラティオが良い印象でした。 |
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CHATEAU LAGRANGE ラグランジュ |
| 地域・格付け |
サン・ジュリアン 1855格付け |
| 作付け |
113ha 30万本 |
| 熟成方法 |
新樽55%で18ヶ月樽熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
66% |
| カベルネ・フラン |
0% |
| メルロー |
27% |
| プティ・ヴェルド |
7% |
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| 試飲評価 |
1997年は、フランがまったく入らない珍しいタイプ。
優しい味で、グラス1杯飲みきってしまう。おすすめです。 |
| シャトーの外観 |
四角の塔を持つ立派な建物で、前面の大きな池が特徴的です。 |
| その他 |
残念なことに、日本の企業(サントリー)が経営していても、日本ではなかなか手に入り難い。 |
(補足)私のハイスクール友達のムッシュSKの関係するシャトー。
少し前に、ムッシュSKの息子さんの結婚パーティがあり、このシャトーの1996年の赤ワインをボトル半分飲む。この時は、優しい味というよりはボルドーらしい複雑な味わいが心地よかった。また、この日にぎりぎり間に合った、シャトーの初生産・初出荷の白ワインも飲ませていただきました。白ワインはAOCでは「ボルドー」としか表示できない。日本では6〜7千円と高いけど、見つけたらお買い上げ下さい。 |
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CHATEAU LA COUSPAUDA ラ・クースポード |
| 地域・格付け |
サンテミリオン |
| 作付け |
7ha 36,000本 |
| 熟成方法 |
すべて新樽で熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
0% |
| カベルネ・フラン |
30% |
| メルロー |
70% |
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| 試飲評価 |
やや冷やした状況での試飲。カベルネ・フランとメルローのみで新樽100%使用。新樽のせいか、わらの香りがして複雑な味で、一般のサンテミリオンよりは重い味わいでしたが、大変よかった。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
シャトーからサンテミリオン教会の尖塔がみえる。ラベルの通りの農家風のシャトーで、ブドウ園に囲まれています。 |
| その他 |
サンテミリオンでは、近年新樽のみの熟成が比較的多く見られますが、他の地域では新樽の使用割合は40〜60%が多い。
マダム・オベール?がよい感じでした。 |
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CHATEAU ANGELUS アンジェリュス |
| 地域・格付け |
サンテミリオン Premier
Grand Cru Classe |
| 作付け |
23.4haで10万本 |
| 熟成方法 |
すべて新樽で熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
3% |
| カベルネ・フラン |
47% |
| メルロー |
50% |
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| 試飲評価 |
味わいは濃く、やや渋みが強い。フランの割合が高い。品格も高く、人気もあるが、前記のラ・クースポードの方が私の好みです。 |
| シャトーの外観 |
伝統的な農家風のシャトーでサンテミリオンらしい。 |
| その他 |
ベルの絵柄のラベルで、セカンドワインはそのものずばりのカリオン・デ・ルアンジェリスという。
(HP確認中 http://chateau-angelus.com?) |
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CHATEAU KIRWAN キルワン |
| 地域・格付け |
マルゴー 1855年格付け |
| 作付け |
35ha 18万本 |
| 熟成方法 |
新樽は35%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
40% |
| カベルネ・フラン |
20% |
| メルロー |
30% |
| プティ・ヴェルド |
10% |
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| 試飲評価 |
マルゴーにしては、ソーヴィニヨンの割合がかなり低く、メルローの割合が高い。1997年もメローで飲みやすく美味い。
もう少し重くてもという意見も聞くが、これはこれで良いと思う。 |
| シャトーの外観 |
D2沿いに小振りの美しいシャトーが建っています。広い芝生が印象的です。 |
| その他 |
日本では手に入れやすい。自宅の押入で1986年が寝ているが、そろそろ飲みごろでしょう。 |
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CHATEAU GRUAUD LAROSE グリュオー・ラローズ |
| 地域・格付け |
サン・ジュリアン 1855年格付け |
| 作付け |
82ha 55万本 葡萄の種類は多く生産本数も多い。 |
| 熟成方法 |
新樽40%使用で18ヶ月樽熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
57% |
| カベルネ・フラン |
7% |
| メルロー |
30% |
| プティ・ヴェルド |
4% |
| マルベック |
2% |
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| 試飲評価 |
1997年は二重丸評価です。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
シャトーはラグランジェに近い。D2からD101に入り、さらに左折。白壁の小振りな建物です。 |
| その他 |
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CHATEAU FRANC-MEYNE フランク・メーヌ |
| 地域・格付け |
サンテミリオン |
| 作付け |
7.2haで、3.6万本と少ない。 |
| 熟成方法 |
新樽使用割合はその年で異なる |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
0% |
| カベルネ・フラン |
10% |
| メルロー |
90% |
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| 試飲評価 |
セパージュのほとんどがメルロー。くせが無く、飲みやすく、おいしい。 |
| シャトーの外観 |
ブドウ畑に囲まれた、コの字型の石造りの農家タイプの建物が美しい。 |
| その他 |
よいワインだが、3千円以上なら敬遠したい(もちろん金の余裕のある人にはおすすめ) |
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CHATEAU FIGEAC フィジャック |
| 地域・格付け |
サンテミリオン Premier
Grand Cru Classe |
| 作付け |
40ha 12万本 |
| 熟成方法 |
新樽100%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
35% |
| カベルネ・フラン |
35% |
| メルロー |
30% |
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| 試飲評価 |
セパージュは3種類。ボルドーらしい複雑な味と香り。この1997年は見事です。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
ここのシャトーは3階建ての立派なもので、黄色の壁が特徴。 |
| その他 |
サンテミリオンでもセパージュを3種類使用。その傾向が好ましいかどうかは、議論の余地もあるところですが、この1997年は見事。
http://www.chateau-figeac.com |
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CHATEAU DURFORT
VIVENS デュルフォール・ヴィヴァン |
| 地域・格付け |
マルゴー 1855年格付け |
| 作付け |
30ha 7.5万本 |
| 熟成方法 |
30〜50%新樽使用で12〜18ヶ月樽熟成 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
65% |
| カベルネ・フラン |
15% |
| メルロー |
20% |
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| 試飲評価 |
スパイシーで大変よろしい。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
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| その他 |
ムッシュ・リュルトンはハンサムおじさんです。 |
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CHATEAU BRANE-CANTENAC ブランヌ・カントナック |
| 地域・格付け |
マルゴー 1855年格付け |
| 作付け |
85haで14.4万本と、規模の割りに少ない |
| 熟成方法 |
新樽は50%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
70% |
| カベルネ・フラン |
10% |
| メルロー |
20% |
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| 試飲評価 |
前記とセパージュの割合も似ていて、マルゴーらしい「繊細で優雅」な特徴がある。スパイシー度は前記よりは落ちるが、大変よろしい。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
教会の様な、とんがり屋根の小さいシャトー、黄色い壁で存在感がある。 |
| その他 |
http://lucienlurton.atinternet.com |
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CHATEAU DAUZAC ドーザック |
| 地域・格付け |
マルゴー 1855年格付け |
| 作付け |
40ha 12万本 |
| 熟成方法 |
新樽は50〜80%で12ヶ月樽熟成 樽熟成期間は比較的短い。 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
58% |
| カベルネ・フラン |
5% |
| メルロー |
37% |
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| 試飲評価 |
マルゴーらしい味で大変よろしい。おすすめ!
セパージュはメルローがやや多い。 |
| シャトーの外観 |
ラベルの通りのシャトーがあり、後ろにジロンド河がある。D209から河に向かって入る。 |
| その他 |
アンドレ・ルールトンが1988よりマネージャー。
http://www.andrelurton.com |
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CHATEAU CANTEMERLE カントメルル |
| 地域・格付け |
オーメドック 1855年格付け |
| 作付け |
85ha 34万本 |
| 熟成方法 |
新樽は30% |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
52% |
| カベルネ・フラン |
3% |
| メルロー |
40% |
| プティ・ヴェルド |
5% |
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| 試飲評価 |
スパイシーで味がはっきりしていて大変よろしい。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
ラベルの通りの丸い尖塔を持つ立派なシャトーである。D2沿い。 |
| その他 |
http://www.chateau-cantemerle.com |
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CHATEAU DASSAULT ダソー |
| 地域・格付け |
サンテミリオン |
| 作付け |
24ha 10万本 |
| 熟成方法 |
新樽100%使用 |
| セパージュ |
| カベルネ・ソーヴィニヨン |
5% |
| カベルネ・フラン |
30% |
| メルロー |
65% |
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| 試飲評価 |
ほどよい味と香りでうまい。おすすめ! |
| シャトーの外観 |
ラベル通りのやや小振りな2階建てのシャトーらしい建物。 |
| その他 |
ぶどうに青い実がついた時に、余分な実を取り除くなど、収穫時のぶどうの選別に特に留意しているとのことです。
http://www.chateaudassault.com |
◎総括
ボルドーの赤ワインでグランクリューの品格を有するものは全て、やはり水準が群を抜いています。
このグレードのものを飲みくらべして、順位をつけても意味がないと思います。結局はどれも美味いのです。それぞれに、それぞれの特徴と味わいがあるのです。
■おわりに − ワインになじみがない人へ
やや抵抗があるかもしれませんが、安ワインから始めるよりは、良いワインから始めて飲む方が「グランクリュも味わいたい」というワイン好きになる場合が多いようです。
少しづづ飲んでゆき、贅沢にも慣れてゆき、なるほどこんなものかと、納得していって下さい。この贅沢は人間の幅を広げるものであり、非難の対象になるバブリーなものとは別物です。
なお、グランクリュは早くて5年、15〜20年を過ぎてピークになるものが多いのが特徴です。日本の夏でも風通しの良い北側の押入や桐のタンスの中で、十分に保存が可能です。
この特徴を生かして、10年、15年、20年の記念日に飲むのも良いと思います。子供が産まれた時に購入して20才の祝日に一緒に飲む、結婚した時に購入して10年、15年、20年の記念日に飲むのも素敵なことです。
私は、17年以上前に結婚する友人にボルドーの4大シャトーの1本とグランクリュの1本をプレゼントしたことがあります。大切に保存していてくれるようですが、10年目に飲みごろだと告げたのですが、どちらのワインだか分からないようで、結局2本ともまだ保存中のようです。
ともあれワインブームも2回目が過ぎたというのに、まだまだボルドーグランクリュは、極めて一部の人にしか知られていないようで残念です。
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