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■WINE編
wine3:2001年のワインの出来具合について
■2001年ぶどうの出来具合について
ぶどうの収穫は、北半球の国々ではギリシャ等では早く、例年通り8月末から始まりました。
9月10日ころから白ワイン用のぶどうの収穫に入り、9月末ころから赤ワイン用のぶどうの収穫がはじまるのが北半球での一般的な収穫時期です。
晩熟型のカベルネ・ソービニヨン・プティベルド・モンテプルチアーノ等は、10月からの収穫となり10月15日位までにはおおむね終了しました。
なお、地域によっては、完熟を期待して10月25日位までかけて収穫しました。
2001年は、昨年に引き続き日本も、フランスも、イタリアも、ドイツも、オーストリーも、スペインも、ブルガリアも、ギリシャも順調にぶどうが育ちました。
その成熟具合も良好であり、昨年に続いて良い年になるきざしがあります。人によっては、昨年を上回るという予想もされていて、新世紀ワインとしては上々であり今後の評価が期待できます。
現在は、各醸造所では早飲みタイプを除くと、発酵が順調に進んでいる段階です。
具体的には、主発酵を終え、後発酵の段階(〜12月中旬頃まで)にあり、醸造専門家の皆さんの管理と腕の見せ所の時期になっています。
■ヌーボー・新酒の出来具合について
早飲みタイプの代表といえるボジョレー・ヌーボーは、11月16日解禁となりましたが、2001年のヌーボーの出来は、ぶどうの良好な出来が反映されており、どのメーカーも良好な味わいでした。
コストコの一本1150円のものは、会員でないので飲んでいませんが、味わいについては他と遜色ないものと推定されます。お試しの方は、レポートを下さい。
日本でも、山梨県の各醸造所では10月末には仕込みを終えて、11月からは新酒を提供しています。
サントリーの登美の丘ワイナリーでは、11月1日〜25日まで『新酒まつり』を実施し、樽で熟成中のワインが3種500円(カベルネ、シャルドネ、リースリング・フォルテ)で試飲可能でした。
ここでのにごり新酒(カベルネ・ソービニヨン、アリゴテ、セミヨン)も、出来は良好のようです。
『新酒まつり』は、例年ほぼこの期間で開催されていますので、来年のこの時期には、訪問されることをお薦めします。晴れていれば、ここから富士山と紅葉が楽しめます。
詳細は、サントリーe-wineのマガジンで登美の丘ワイナリーを見て下さい。
なお、合わせて、同マガジンのシャトーラグランジェ便りもご覧下さい。
我が友・鈴田健二氏の明快で簡潔な報告が毎月一度(15日付けが多い)掲載されています。
マガジンには、ドイツのワイナリーの報告もあります。
このマガジンの各報告は、報告者のみなさんの文章が上手で感心しています。
■ニュース
「V&S展」は、「VINEXPO」と名称変更して、来年東京とニューヨークで開催が決定
隔年開催のワインとスピリッツ見本市の「V&S展」は、名称を変更して「VINEXPO」として開催されることになりました。
つまり、今年6月12〜21日ボルドーで開催されたワイン見本市の行事名称「VINEXPO」と同じ名称に統一されたことになります。
開催場所は、日本とニューヨークの2箇所となり、来年に開催されます。
『VINEXPOアジアパシフィック展』
開催日:2002年6月4〜6日
開催場所:東京ビッグサイト(有明)
注:2000年6月の前回実績は、30カ国900社が参加して15,000人が登録入場した。
『VINEXPOアメリカ』
開催日:2002年10月
開催場所:ニューヨーク、マンハッタンのジェイコブス・コンベンションセンター
注:初のアメリカでの開催となる。
報告:ボルドーで6月開催された「VINEXPO2001」の実績は、以下の通りでした。
39カ国2400社が参加、来場者は54,000人(うち海外14,300人)日本から441人参加。
2001.11.30
フードビジネスコンサルタント VINCENT Systems
調理師・1級建築士 池田晴哉
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