◆枝の上の白色レグホン パンフレット 2005.6.19
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劇場・料金
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コレド 千代田線乃木坂駅 3000円 |
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作・演出
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作・演出:高谷信之 |
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主な出演者
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由木凛、根本俊二、山口眞司、瓜竜健司、廣岡由子 |
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舞台の感想
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台風の夜、車の接触事故がもとで山中の別荘で一夜を過ごすことになった、当事者の中年男性と若い男女の話。
NHKのラジオドラマの脚本を舞台向けに翻案したものだそうで、台詞により状況と人物の心理を手際よく整理して提示されていく流れに感心した。その反面、台詞による説明に頼りすぎていて、台詞の内容以外の表現(台詞の間の部分や身体による表現)が不足していたようにも感じる。
また、舞台向けに書き加えたらしい管理人と地主の男女の絡みは、謎めいていて(つまり説明過剰ではないので)興味引かれる。ここらあたりが、ラジオドラマと舞台の違いになるのだろう。
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山口眞司の役どころ
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若い男女を自分の別荘に連れてきた中年男性。口癖は「近頃の若い者は」。若い世代について特定の型にはめた見方しかできず、命令口調の言い方しかできない中年。
(改めて日本語とは年上や目上の者に対しては尊敬語、謙譲語などが用意されているのに比べて、年下や子どもたちと話すときの言い回しが不足している言語だと思った。)
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その他
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終演後、柴田、山崎、桜井、広渡、加藤、渡辺(建設関係の人)らの感想。
・ラストの台詞が良かった
・ラストの台詞は昔はよくあった。だから良くない。
・ラストの終わり方が良くない。
・ラスト前の管理人男女のシーンがラストのほうがいい。
・若い女生がいまいち表現できてない。
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◆アフリカの太陽 パンフレット 2005.3.23
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劇場・料金
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ステージ円 銀座線田原町駅前近く 4200円 |
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作・演出
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作・演出:宋英徳 |
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主な出演者
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有川博、佐々木敏、丸岡奨詞、山崎健二、廣田行生、山口眞司、中條佐栄子、小松エミ、荒川大三郎、手塚祐介 |
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舞台の感想
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家族に見放されたアルコール依存症の5人の男の共同生活(グループホーム)をめぐる出来事。安定感のあるベテラン俳優陣と、綿密な取材に基づいて書かれたのであろう真摯な脚本とによって見ごたえのあるものとなった。
ただし取材に忠実なためか、どこかで既に見聞きしたようなエピソードやキャラクターが多かったことは否めない。これは作者の製作姿勢によるものだろう。「命の大切さを教えるため」に行った男たちの劇中劇と同様に、観客に対して「アルコール依存症のグループホームの様子を知ってもらうため」に作者が書いたと思われ、そのための類型化はある程度やむ得ないとしたのだろう。観客の1人としては押しつけがましく、一方では物足りない感じを受けるが、非難すべきことではない。
むしろ、アルコール依存症の家族からの視点が少ないことが気になる。かつて「あの日、とーちゃんが酒さえ飲んで帰ってこなかったら、お前は生まれてなかっただろうに」というノーテンキな唄があったが、同じ行為が実の娘や嫁、近隣の女性(男性)に及んだ場合は家族そのものが破壊される。家族を守ることを最も期待されている者が破壊者に豹変してしまう恐怖と、加害者自身に意識・記憶がないというやりきれなさ。
アルコール依存症者の家族から本音を聞きだす取材は困難だろうと思うが、そこは作者の想像力が最も必要とされるところだ。
また「アフリカの太陽」というタイトルはピンと来ないし、不適切だと思った。
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山口眞司の役どころ
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作家志望のアルコール依存症者で、気立てのよい元妻のヒモのような存在。嫌な性格の男を好演。
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その他
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平成16年度文化庁芸術団体重点支援事業。公共の仕事としてはハコモノづくりよりはるかに良いと思う。
舞台の後、山口、山健、広渡と雑談。山健の「よっちゃん」は、はまり役で、この人の持つ独特の間合いや台詞まわしが光っていた。劇場近くの居酒屋のおばさんが舞台をみて、よっちゃんのファンになったそうだ。
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●過去の舞台 その1 1990年代
●過去の舞台 その2 2000〜2004年