春の田園

 大阪府下では、広々とした田園風景は少なくなりました。 でも、その開放感は、春の空気にピッタリです。 少なくなった田園の、4月上旬の様子を、我が家の近く、堺市南区富蔵から釜室、泉田中にかけての地域からお伝えしましょう。
 春の田園と言えば、まずヒバリ。 ヒバリは広々とした草原の鳥。 さえずりながら舞い上がり、天高くとどまってさえずり、地上に舞い降りてまたさえずる・・・ たくさんのヒバリのさえずりに囲まれ、暖かな日差しの中で大の字になり、天空に留まるヒバリをボーッとみつめるやすらぎ感。
 営巣中のヒバリが地上に降りる場合は、敵に巣の位置を悟られないために、巣から離れたところに降り、地上を走って巣に戻ります。 しかし、この時期のヒバリは、舞い降りた付近で、餌を探すか、さえずっています。 でも、土の色と似たヒバリは、カメラのファインダーを通しては、なかなか見つけることはできません。 下の写真は、ちょうど緑の草の上でさえずってくれていましたので、カメラに収めることができました。
空中に留まり、さえずるヒバリ
幅の広い翼をヒラヒラ動かしている。

 そして、春を待ちこがれた花々。 カラスノエンドウ、カンサイタンポポ、シロツメクサ、コオニタビラコなどなど、日当たりのいい場所とあぜ道の北側斜面、乾燥気味の場所と水分の多いところ、環境の違いによって、さまざまな植物が住み分けています。
アリアケスミレ
 名前は、花の色が変化に富むことから、有明の空になぞらえてつけられたというが、ここではほとんど白に近いものばかり。 側弁の基部に毛が多い。 湿り気のある畦に生えていた。

ノジスミレ
 葉や花茎に毛がある。花弁の縁は波をうっていてシャキッとした感じがしない。 乾いた畦に生えていた。
ゲンゲ

オランダミミナグサ
タネツケバナ

ヒメオドリコソウ

スギナ
 ツクシがまだ残っていた。
オオイヌノフグリ