マルバノキ |
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| 右:葉と果実の様子 (6月12日撮影) 右の写真を除き、以下の写真は、全て平成17年11月23日に、我が家の庭で撮影したものです。 |
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| マルバノキは、平地でもきれいに紅葉します。 丸みのあるハート形の葉は、ツヤもあり、花材としても用いられているようです。 この木は不思議な植物です。 不思議その1、自生地は限られているのに、育てると割合簡単に、どこでもよく育つ。 我が家の庭にも、滋賀県からいただいてきた小さな苗を植えたところ、よく花を咲かせてくれています。 なぜそんなに自生地が限られているのか、不思議な気がします。 不思議のその2は、花の時期。 マルバノキの花は、11月、落葉して休眠に入ろうかという時期に咲きます。 子孫を残すための種子を生産するためには栄養分が必要です。 そのために、多くの植物は、春に花を咲かせ、その後の光合成で得た栄養分を使って種子を完成させるか、もしくは春から夏にかけての光合成で蓄えた栄養分を使って、秋の初めに花を咲かせて冬の前に種子を完成させていくのが普通です。 寒い時期に花を咲かせる植物もありますが、それらの多くは常緑樹で、冬にも光合成をしています。 ちなみに、マルバノキの実は、翌年の秋に完成します。 不思議のその3は、花の形。 背中合わせに2つの花がくっつきあっています。 このことは、右の写真のいちばん上のツボミの状態を見ていただければ分かりやすいと思います。 そして、背中合わせの花は、同時に咲きます。 右下の写真では、花弁5枚の2つの花が重なって、花弁が10枚あるように写っています。 花の径は約2cmほどの小さな花ですが、色といい、形といい、見つめれば見つめるほど、自然の造形の妙に驚かされます。 |
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| 芽の左側が、背中合わせのツボミ。 |
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| 小さい花には小さい虫がよく似合う。 花を訪れてきたマメヒラタアブ。 |
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| 逆光で撮影してみました。 |