メリケンカルカヤ

 庭に右の写真のようなものがフワフワと舞い降りてきました。種子の左右に“柄”を出し、その“柄”に長い輝く毛をいっぱいつけた繊細な作りは自然の妙。
 近所に探しに行くと、ありました。メリケンカルカヤです(下の写真)。
 北アメリカ原産の帰化植物で、戦後急速に広まり、今ではあちこちで普通に見ることができます。
 右は、長田武正著「検索入門野草図鑑Bすすきの巻」(保育社)から引用した図に、分かりやすいように一部を赤く塗ったものです。実が熟すと、各節ごとにバラバラになり、最初の写真のものは、赤く塗った部分ということになります。

 イネ科の植物は、花も目立たず、あまり注目されませんが、目を凝らしてみると、なかなかおもしろいものですよ。
 上の写真の種子の両側にある“柄”は何でしょうか。

 葉(詳しくは総苞)に包まれたものをそっと取り出すと、右のように、種子が縦に一列につながっています。