モズ

切手のモズ → 

 昭和40年、大阪府民の投票により、モズは大阪府民の鳥に選定されました。 一年中見ることができますが、真夏には一部のモズは避暑に行くのでしょうか、個体数は少なくなります。
 平成17年3月21日、散歩の途中、モズが巣材をくわえて、頭上を飛んでいきました(残念ながら写真には撮れませんでした)。 巣作りが始まっているようです。
 秋にオスもメスも単独なわばりを作っていたモズは、2月ごろ、メスは自分のなわばりを捨てて、“嫁入り”します。 そして、巣を作り、春から夏にかけての子育てとなるわけです。
 写真のモズは、上と同じ平成17年3月21日に撮ったもので、オスです。 メスには黒い過眼線と翼の白斑はありません。
 オスはずっと同じ場所になわばりを作っています。“避暑”から戻ったオスも同じ場所になわばりを作りますから、同じ場所で見る個体は、死なない限り同じ個体ということになります。 モズにも性格があるようで、写真のモズは、特に春先はかなり近づくことができます。 というよりは、モズの方から、私を観察するためにか、近づいてきます。
 上の写真を見たある人に、「これ、剥製の写真でしょ。」と言われました。 時間をかけていいポーズを取るのを待って撮って、写真の技術がいいと (少し自慢 (^_^;) ) こんなイジメに遭うんだ・・・ 
 剥製とは目の輝き、生気が違うのに・・・。 でも、剪定された枝にいるのも、そう思われた理由でしょうね。 剥製ではない証拠に、右にもう一枚、写真を載せておきます。 これで動いているのが分かるでしょう。

 モズは肉食です。 昆虫が中心ですが、冬の餌の少ない時には、スズメなども襲うようです。 真横から見ると、くちばしの鋭さがよく分かります(右下の写真)。
 鳴き声については、秋になわばりへの侵入者に対して鳴く「キィー」という高鳴きとは別に、春先や秋にはさえずりますが、この時にいろんな鳥のさえずりをまねて挿入します。  ここからモズは漢字では「百舌鳥」と書きます。 漢字3文字に2文字の読みですから、ふりがなをどう書くのか、困ってしまいますが、堺市にはこの漢字を使った地名がいろいろあります。 また、日本で最大の前方後円墳である仁徳天皇陵も、百舌鳥耳原中陵(もずみみはらなかのみささぎ)と呼ばれています。