セアカゴケグモ セアカゴケグモ(メス)は、今まで数回、あちこちでお目にかかっていましたが、今回は、ゆっくりとモデルになってもらうことができました。 室内で撮影しましたので、この「部屋の中で」のコーナーで紹介します。 わけあって、体に細かい砂がたくさんついています。 細部を見ていただくため、明るく撮っていますので、実際はもっと黒っぽい感じです。 |
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| メスは腹部の赤い模様が特徴。 (オスは小さくて、模様は白っぽい) |
腹部の赤い模様は、下面にもあります。 |
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| 顔のアップ。個眼がズラリと並んでいる。 |
卵のう |
| セアカゴケグモは、1995年9月に大阪府高石市で最初に見つかりました。 しかし、その後の調査で、分布の様子からすると、その数年以上前に日本に侵入していたと考えられています。 自転車や車にくっついて、分布を広げているようです。 斑紋の特徴がオーストラリアのものと似ていることなどから、オーストラリアから進入したと考えられています。 しかしオーストラリアのものより毒性は低いようで、その理由は、たまたま毒性の弱い個体が進入してきたのか、日本での餌や気候風土によるものか、など、興味の持たれるところです。 オスは交尾の途中で食べられますので、我々が目にするのはほとんどメスばかりで、“後家(ごけ)グモ”の名前はこのことに由来します。 しかし、交尾後の精子はメスの体内に蓄えられ、メスは有精卵を次々と産むことができます。 多くのクモは巣にゴミがつくのを嫌いますが、セアカゴケグモの巣には枯れ葉などが絡まっていて、ダンゴムシや落ち葉の間に住む昆虫などを餌にしています。 日本では、3月中旬から11月中旬くらいに活発に活動し、それ以外の時期は、巣に貯めてある餌を食べているようです。 噛まれた場合、重傷になるのは小児、高齢者、虚弱体質の人などで、神経毒ですので、ゆっくりと毒が全身に回るにつれ、しびれ感、腹痛などの痛み、著しい発汗など、さまざまな症状を引き起こすようです。 しかし、牙は短いので、軍手をはめていると、手で触っても噛まれることはないようです。 |
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