水孔 右上はイチゴです。葉の縁に水滴がきれいに並んで付いています(4月10日撮影)。 右下はクロチク。 やはり水滴が見られます(5月11日撮影)。 これらは露ではありません。 露なら葉の全面に付きます。 では、これらは何でしょうか。 植物は根から水を吸い、その水を光合成をはじめとするさまざまな物質を合成する材料として使ったり、蒸散作用で失ったりします。 この吸収する水と失う水のバランスは、根の吸水力で調節されています。 吸水力が高くなっても水が少ない時はしおれるしかしかたがありませんが、植物体内に水が十分ある時は、根の細胞がふくらみ、その細胞壁の弾力により、吸水力はしぜんに弱くなるしくみになっています。 しかし、周囲の環境の変化などで、このバランスが崩れることがあります。 例えば植物の成長期に、根からどんどん水が地上部に供給されていたのに、朝方に温度が下がって水が余ってしまう場合などが考えられます。 そんな時のために、植物の葉には水孔というものがあります。 水孔は葉脈の先端にありますが、右の写真は、ここから水が出されている時の様子なのです。 |
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