タヌキ

 タヌキは主に夜行動しますので、あまり見かけませんが、雑食性で、思いのほか人の生活の場の近くに住んでいます。 大阪府下でも、大阪市内を除いてあちこちにいるようです。
 大阪府堺市の百舌鳥古墳群のひとつに、「いたすけ古墳」という前方後円墳があります。 ここにもタヌキが住んでいます。 平成11年につがいが見られていますが、その子たちが増えて、今では11頭が確認されています(H17.10月現在:下の写真では10頭が写っています。もう1頭はこのずっと下にいます)。 平成16年11月29日付けの朝日新聞でも紹介され、周辺ではすっかり有名になり、見学に訪れる人も多くなっています。
 いたすけ古墳は、昭和30年頃に土取り工事で破壊の危機にみまわれましたが、市民運動の結果、保存されることとなり、昭和31年に国指定史跡になっています。 その土取り工事の時に橋を架けようとして、その古墳から伸びる橋が、濠の途中まで残っています(下の写真)。 タヌキたちはこの橋の先端に集まり、対岸から投げてくれる餌を食べることができるわけです。
 本来夜行性のタヌキですが、この場所は濠のためにイヌなどの心配もなく、人が投げてくれる餌のおかげで食べ物にも困らず、昼間から橋の上でいろんな表情を見せてくれています。
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