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タイタニック号

 イギリスのホワイト・スター・ライン社によって製造された当時の世界最大、最高の設備を誇る客船。

 1911年5月31日にアイルランドで、進水された。 数千人の作業員が動員され3年の歳月をかけて造られた。
 総重量4万6328トン。全長268メートル、全幅28,19メートル。最高時速23ノット。 二重構造の船底と16室に分けられた船体を持ち、当時は“不沈船”と信じていた。

 タイタニック号は、エドワード朝時代の粋を集結したもので、一等乗客用のロビーには大階段、ガラス張りの天井、スイートルームのリビングは長さ15メートルあった。 ラウンジ、レストラン、カフェ、ナイトクラブなどもあった。 また客船として初めてプール、サウナ、スポーツジムまで完備された。 まさに贅沢さのかぎりを尽くした超豪華船だった。

 そして、1912年4月15日の早朝、イギリスからニューヨークへ向かう処女航海中、 北大西洋上ニューファンドランド島沖で氷山に衝突し沈没した。
 乗客、乗組員合わせて2,223名、うち1,517名が死亡するという大惨事であった。 船体は、約3,773メートルの海底にいまも眠っている。
 事故の原因は、流氷多発地帯にもかかわらず船舶性能の過信による船員の行動ミスと、 設計上の問題以上に原料とされた鉄の精度にあったとされている。


映画の中のタイタニック号

 監督ジェームス・キャメロンをはじめとするクルーは、5年間を費やして悲劇の実態をリサーチ。 いまも約3,773メートルの海底に眠る船体も撮影した。
 さらにメキシコ・バハに作られたスタジオにタイタニック号を原寸大で再現。 原寸に作られたタイタニック号は、6,500万リットルの水をたたえた6エーカーの撮影専用タンクに浮かべられ撮影された。 タンクはこの映画のために建造されたものである。 ここに20世紀を代表する豪華船がをよみがえらせるとともに、最新の特殊視覚効果を用いてみごとに映画を完成させた。








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