ジブリ作品からの、宮崎駿監督からの自然と人間に対するメッセージは、決して先ず自然ありきではないと思う。トトロだろうがもののけ姫であろうが、千と千尋であろうが。その自然の中には必ず人が住んでいて、その人たちも懸命に生きようとしている。
いけないことは裕福になったものの過度の開発、同じ環境に住んでいる他の生き物のことを考えない横暴な暮らしをダメだと言っている。ディズニーとは違い、決して勧善懲悪ではない。(このことはまたいつか書きます)
愛知万博のメイン会場(となるはず)の里山・カイショの森もあれは自然林でなく人工林だ。人は昔からある程度の自然改造をしてきてそして残すところは残してきた。(トトロの世界も里山での話し)考え直さなければいけないのは、人間に目に見えた大きな恵みをもたらしてくれていないものを、現在の科学力で安易に改変してしまってよいのかということだと思う。
宮崎アニメをアニメの世界で「いい」といってないでその本質的なよさをみつめていきたい。(ただ監督自身はそんなに大きなメッセージとして読み取られるのを嫌っていたような気がする)
|