室内は意外に広かった。
そして暖かな明るさで満ちていた.
見まわしてみよう。。
家具はどれも古めかしいものばかりだ.
小さな木のテーブルが三つほど…そして
ゆったりとした個客ソファがその回りに数脚おかれている。
部屋の奥にはL字に椅子のないカウンターしつらえられており、
どうやらその先は厨房になっているらしかった.
扉は入ってきたのを除いて左右に一つずつ
その上にそれぞれ、
「Library」
「Garden」
と書かれている…。
人は…
店主を除いて誰もいない.
ここは
音のある静寂な空間だった。
外が嵐であることを忘れてしまいそうになる。。
ポットから立つ淡い湯気。
暖炉の火のはぜるおと…
りんごの木のもえる馨しい香り。
あなたは椅子に腰を下ろした.
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