Act 4
電話の料金と言う奴Part2



前回の解答編みたいなもんだな。今回は長いぞー。

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1分あたりで単価を取ると…(安い順)

1 市内電話=3.3円
2 公衆電話=10円(市内の場合。PHSから一般電話、PHS同士の通話も一緒だよ)
3 携帯から携帯、携帯から一般電話=27円
4 大阪宛て=30円
5 携帯→PHS=36円
6 加入→携帯=36円
7 PHS→携帯/加入電話→PHS=50円
8 アメリカ宛=60円
9 加入→エリア外携帯電話=66円(追記;ローミングで東京の携帯持っていってるなんかの場合、ね)

さて、ワルモノはどいつだ?
次回までの宿題。
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実は宿題を出していたんだけど誰も答えをくれなかったのでくすん。

何が言いたかったか、というとさ、幾つか変なところ無いですか?ってこと。
インパクト順に行くと
@東京の加入電話から、大阪に居る人間の携帯電話にかけるほうがアメリカにかけるよりも高い
A一般電話どうしで東京−新潟間の通話をするより、携帯同士、PHS同士のほうが安い。
(これは一概に全部が全部とはいえないんだけどさ。@とからむね。)
B他のは全部やすくなっているのになぜ公衆電話の料金だけ値上げ?
Cなんで加入からかけると携帯もPHSも高いの?

うーん、どう考えても不整合を起こしているね。
個別回答はあとからやるとして、全体的な問題の傾向を見ると電話屋さんたちには答えが一つ出てくる。
要は「普通こっちの方が安いだろ?」と思われる所のほうが高いのは「そこでは競争が起きていないから」

要は俺がおかしいと主張しているのは、携帯がらみの料金と公衆電話だね。

携帯電話、確かに一般的によく目にする通話料は下がったさ。でもかけられる場合の料金は変わってない。なんで?
そこは一般消費者の目に触れない部分=競争の対象外料金だからだ。
公衆電話。公衆電話からは市内も市外もNTTしか使えません。NTTの物だからね。
(たまに日本テレコム〈※1〉やKDDの公衆電話も見るでしょうけどさ)
ということはNTTが値上げしようとするまいとNTTを使わざるを得ない、=NTTは幾らでも料金を好きにかえられるわけだねぇ。
(電話に限らなければ、そんなサービス山ほどあるのだ。電報、テレックス、インマルサット、衛星通信などなど)
そういうところの料金は電話会社は頑として下げない。
まあ、資本主義の原理といえばこれほど資本主義なところもないでしょう。
既得権益は死んでも手放すな、というわけですよ。
 

電話料金の盲点としてだね、加入する人って自分の払う料金しか見てないんだよね。
自分の電話にかけてくるのに人がどれだけ払っているのか、まあ普通は考えないけれどそれは
「どっちも50:50のお金払ってるからねー」という暗黙の了解があるからなんざますよ。
実はそうではない、というのはみんな知らないだけだと思うんだけれども、どうでしょ?

では個別回答。
@携帯の他地域にかけた時の料金がアメリカにかけるよりも高い!
    ここで質問。NTTの加入電話からかけた時の料金を誰が決めているんでしょ?
    基本は、NTTです。当たり前だよね。でもそうでない場合もある。
    例えば国際電話なんて絶対電話はNTTのモノからかけるでしょ?料金は会社によって違うのに。
   
    携帯電話の料金の決めかたについては、まず通信業界の大原則から語らねばならない。
    簡単に言うと「うちとあなたのところのネットワークをつなごうよ」といったほうが、負け。
    「つないでくれ」と頼まれたほうに料金を決める権利があるのだよ明智君。
    新電電の市外電話と国際電話に関しては、
 

〈※1〉余談なんだが、通信業界では日本テレコムの事をJTといいます。
          一般のひと相手にして一番紛らわしいのがこの言葉です。日本タバコじゃないです。



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