西表島リゾート開発差止訴
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裁判について 学会等要望書一覧 資料
西表リゾート開発差止裁判とは


裁判に関わる人たち
原告団代表 石垣 金星 (西表在住)
原告団 全国・全世界の西表の自然と人と暮らしを守ろうとするあらゆる人々
弁護団代表 井口 博(東京ゆまにて法律事務所)
弁護団事務局長 岡島 実(沖縄・第九法律事務所)
弁護団 全国96名(03/6/09現在)の弁護士
裁判を支える会 全国・全世界のこの差止裁判を応援する人と団体


ユニマットによる西表リゾート開発と差止裁判

 イリオモテヤマネコなど多くの貴重な動植物の生息する西表島で今、大変な大型リゾート開発が進められようとしています。事業主はユニマット不動産で、2002年6月に発表された計画では開発面積は約14ha、マングローブの広がる浦内川河口域の地元の人にとっての聖地であるトゥドゥマリ浜(以前の開発業者が「月が浜」と勝手に名づけました)に、いまだ全容は明らかにしないものの4階建てのホテル(141室)とコテージ19棟(98室)を建てようというものです。この計画はこれまで西表の人たちがエコツーリズムを進め自然との共生をはかってきたことを無視し、一度に島の人口にも匹敵しかねない観光客を宿泊させようとする計画です。

 ユニマットグループの社長は高額納税者番付で全国一位となったこともある人物で、自社の大型リゾート計画地に自ら住民登録し、高額の住民税を納め、地元にお金を落としてから計画を実施するという方法をとり、すでに宮古島、小浜島で大型リゾートホテル、ゴルフ場を建設しました。高橋社長は、次いで竹富町に移住して、町の予算の約3分の1である14億円もの住民税を納めたといわれ、町長も高橋社長の移住を「天の声」と歓迎し、事業者と町とが一体となってこのリゾート開発計画を推進しています。

 この地域は、国立公園の区域外であり、開発面積も県のアセス基準の20ha以内なので法的にアセス義務はないとされています。しかしこのトゥドゥマリ浜はアオウミガメ(希少種)、アカウミガメの産卵場所であり、カンムリワシ(特別天然記念物)、セマルハコガメ、キシノウエトカゲ、カグラコウモリ(以上天然記念物)などの生息地でもあります。またこの浜は十五夜の晩に月の神様が降り(神がとどまることから「トゥドゥマリ」浜というわけです)、「神遊びの座」とする地元の人たちにとって宗教的な聖地でもあります。今年5月以降、自分たちの浜であることをわからせようとしてか、浜の真中にアカウミガメが続々上って産卵を始めています。地元でも私たちもこのカメは神様の使いと信じています。

 全住民を対象としたリゾート開発の説明会はわずか一回で、すでに2002年10月23日に県の開発許可、2003年3月6日に建築許可が出て、基礎工事が始まっています。

 この工事を差し止めるため、2003年3月6日、周辺住民約100名が那覇地裁に、飲料水やごみ処理などの人格権侵害を中心に建築禁止の仮処分を申し立て、すでに2回の審尋を行っていますが、このたびこの仮処分とは別に、自然環境を破壊することが自らの自然を愛する感情を傷つけ、人格権を侵害するという構成で、全国、全世界の人たちを原告として、リゾート開発差止の本案訴訟を提起することになりました。 

 原告は、西表の自然破壊によって人格権としての自然を愛する感情が侵害される者すべてとし、まず全国から原告を1000名集める準備をしております。このような訴訟は日本でいままでありませんでした。もしこの訴訟が提起され、全国、全世界の人がこの裁判に加わることが認められるだけでも画期的なことになります。

 第一次提訴は2003年7月14日にいたしました。引き続き第二次訴訟を予定しております。また周辺住民はあわせて県の開発許可、建築許可に対する行政訴訟でも争います。

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