コンビニのエコ探し
今、買い物ガイドブックづくりに関わっています。すると、知らないことがいろいろ分かってきました。都市では最も身近な店であるコンビニもその一つです。
・コンビニを考えよう
老若男女が日常的に出入りし、私たちの生活にすっかり定着したコンビニエンスストア。24時間営業で、電気が煌々と灯り、まさにエネルギーの大量消費基地。環境面からみると大量生産・消費・廃棄の申し子のようですが、コンビニも少しずつ環境への取り組みを進めています。エコ探しをして、コンビニを考えてみましょう。
・コンビニの取り組み
大手コンビニは、ISO14001の国際認証を受け環境報告書を作成しています。多くは実験的ですが、店内照明に省エネシステム、建材にリサイクル品や断熱パネルなどを用い、節電タイプの空調を取り入れています。太陽光発電を採用し、エネルギー消費を抑え、温暖化防止対策をしている店もあります。店舗から出る生ごみのたい肥化を試みています。低公害配送車の天然ガス車やハイブリッド車を採用し、配店車数を減らすなどして、二酸化炭素排出を削減しようとしています。
・コンビニ店内では
店内では、PET再生リサイクルユニフォームを着た店員が、笑顔でサービス精神一杯で迎えます。割り箸・スプーン・フォークの商品添付は中止され、声をかけて手渡しすることに改善されています。容器包装の脱塩ビ化も進めています。
・コンビニのエコ商品
環境に配慮した商品もあります。使い捨てですが、紙コップ・紙皿などは非木材パルプや再生紙を利用しています。減農薬やオーガニック野菜を使った弁当などもあります。再生紙使用のノート類や再生材使用のボールペンなどの文房具は、どのコンビニにもかなりありました。古紙再生のトイレットペーパーもあります。割り箸も、国産材の端材使用です。コンビニの「エコ探検隊」という環境リーフレットもありました。
エコ商品探しはやってみると、宝探しのようで楽しいもの。そこでは品質表示や成分表示をよく見なくてはいけません。
・コンビニを変える
多くのコンビニは大手フランチャイズ店(02年1月現在、約3万6千店)で、販売情報管理を徹底し、取扱品目を絞っています。在庫負担を押さえ、売れ行きの悪い商品は店内に置かれません。まさに消費生活を映す鏡です。
エコ商品は商品開発で増えています。エコ商品を選べば、コンビニ内の良い位置に置かれるでしょう。消費者ニーズにかかっているのです。環境への優しさを求めれば、消費者がコンビニを変えるのです。
その第一歩が、コンビニでエコ商品を探すこと。そして、買ってみること。探せばあるもの。なければ、求めてみましょう。
よく利用し、特定店舗名にもこだわらない。身近で、店数も多いコンビニ。それなら、やっぱりコンビニも使いよう。買い手が賢く使わなきゃ。そして環境に優しいコンビニをみんなでつくりましょう。消費者の力でそれができるのです。買い物ガイドブックがエコ探しの手助けになって、消費者がグリーンコンシューマーとなり、その力が発揮されるのを願います。 |