| No.6--------→ 魔法の薬 麦太郎は風邪を惹いてしまいました。 身体がダルく、咳や鼻水が酷くて もう大変でした。 そんなある日、麦太郎の家に ひとりのオジサンがやって来ました。 ピンポーン ピンポーン ダルい身体を起こし 麦太郎は玄関口に出ました。 するとそのオジサンは 「麦太郎さん、新聞とってもらえませんかねぇ〜?」 と、ニコニコしながら言いました。 なんとオジサンの正体は 新聞の勧誘屋さんでした。 麦太郎は断ろうとしたんですが オジサンは引き下がりません。 麦太郎は熱のせいで ちょっとフラフラしました。 するとオジサンは 「おや! 麦太郎さん、風邪ですか! ・・・もし うちで新聞をとってくれたら “魔法の薬”をサービスしちゃうんだけどなぁ〜」 「魔法の薬? それは何ですか?」 オジサンは魔法の薬の説明をし始めました。 それは どんな病気にも効く とっても甘〜い薬だそうです。 麦太郎は その薬がどうしても欲しくなりました。 そしてとうとう オジサンのトコロから 新聞を取ることにしたんです。 「麦太郎さんのトコは まだ一ヶ月分よそ様の新聞が届けられるんで 一ヶ月後から うちの新聞をお届けしますね。 魔法の薬も一ヶ月後に 新聞と一緒にお届けします。」 そういって 麦太郎のサインを貰うと オジサンは帰っていきました。 その一部始終を見ていた柘榴さんは 「うにゃ・・・・」 (騙されてるやん・・・) と思いましたが、麦太郎がとても喜んでいるので そーっとしとくコトにしました。 しかし何というコトでしょう! あまりの嬉しさのせいで 麦太郎の身体から 風邪ウィルスが一気に抜けてしまい 麦太郎はその場で全快してしまったんですよ。 「うにぇ〜〜〜」 (た・・・単純やなぁ〜〜) 呆れ果てた柘榴さんでした。 |