2004/9/23 インファナル・アフェア

本日は懐かしの「パピオン」をご紹介しようかなと思ってたんですが、夕刊に「インファナル・アフェア」2無間地獄の紹介があり、「香港のゴッドファーザー」の紹介がありましたので。これだ!と言うことでご紹介致します。とりあえず題名なんですが、インファナル:終わりのない、アフェア:出来事、すなわち無間地獄、直訳なんですね。どっかの宗教家や占い屋がおっしゃっておりました。これが、なぜ、香港のゴッドファーザーかと申しますと、やくざの映画であると言うことと、そこに生まれた人間の物語であると言うことです。前にも申し上げましたが、人は生まれる家と親を選ぶことは出来ません。そこで、生きていきます。マフィアに生まれれば、立派なマフィアにと。ここに人間の性と矛盾と悲劇と哀愁が生まれてきます。我々も現在、無間地獄を生きているのかも知れませんよ。と言って、某宗教集団は勧誘するわけですが。長い前置きはこれくらいにしまして、内容は、1991年。尖沙咀(チムサアチョイ)に君臨する香港マフィアの大ボス、ンガイ・クワンが暗殺された。混乱に乗じて離反をもくろむ配下のボス4人。新参の5人目のボス、サム(エリック・ツァン)はラウ(エディソン・チャン)を警察に潜入させた。一方ウォン警部は、警察学校の優等生でありながら、クワンの私生児であることが発覚して退学処分になったヤン(ショーン・ユー)の存在を知り、その血筋を利用してヤンをサムの組織に潜入させた。組織犯罪課の警官となって2年目のラウは、サムからの情報によって手柄を重ねる。一方、ヤンはスパイ警察の立場に悩む。ラウ対ヤンのスパイ同士のさぐり合い、その上司のサム(ボス)対ウォン警部、そして、マフィア対警察、壮絶なスパイ大作戦の行方は如何に?

2004/3/1 白い巨塔

皆様、風邪は引かれておられませんでしょうか。本日は2004年はやったドラマの紹介です。木曜10時からの「白い巨塔」。山崎豊子原作の小説です。

私は30年前にこの小説を読みました。内容は大学病院に渦巻く人間模様を鮮やかに切り取ったもので、とりわけ、田宮二郎が主演した1978年版はテレビドラマ史に残る金字塔です。

 浪速大学医学部第一外科の教授の座を狙う助教授の財前(唐沢寿明)と、その過ちをただそうとする里見助教授(江口)、裁判で原告側の関口弁護士、被告側の辣腕弁護士、前任の東名誉教授(石坂浩二)の両陣営が繰り広げる激しい裁判劇。傲慢さと繊細さと華麗さが折り重なり合う怒涛の展開に、視聴者は取り込まれていきます。山崎さんはこの他に「華麗なる一族」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」などを書かれています。またバックミュージックがいいんですわ。それでは皆様をテレビにご招待しましょう。

http://www.fujitv.co.jp/shiroikyoto/index2.html

人間、ほどほどがよろしいようで。本日の落ちでした。(^^;

 

1981/12/31 ステーション(駅)

--1967年1月 直子-- その日、警察官の英次は雪の降り続く銭函駅ホームで、妻の直子と、四歳になる息子義高に別れを告げた。テレビが東京オリンピック三位の円谷幸吉の自殺を報じていた。「これ以上走れない……」英次にその気持が痛いほどわかった。英次は故郷の雄冬に帰ろうと、連絡船の出る増毛駅に降りた。桐子の店は三十日なのに客も来ない。テレビでは八代亜紀の「舟唄」が流れている。英次が雄冬に帰りついたのは、元旦も終ろうとしている頃だ。英次は増毛に戻った。手配写真と、桐子を見つめていた男の顔が英次の頭の中でダブル。桐子のアパートで22号は、英次の拳銃で撃ち殺された。英次に背を向け「舟唄」を聞き入る彼女の顔に涙が流れている。英次は気づかない。英次は札幌行きの列車に乗った。この「舟歌」がいいんですよね。大晦日にぴったり。お酒はぬるめの燗がいいー。1981年の映画です。

2003/8/27 Hero(英雄)

戦乱の中国。後に始皇帝となる秦王のもとに、無名と名乗るひとりの男が、一本の槍と二本の剣を持って現れた。それは秦王の命を狙う3人の暗殺者、長空、残剣、飛雪の武器。最強の刺客たちを倒した無名は、秦王への謁見を許され、3人を討った経緯を話し始めた。恋人同士だった残剣と飛雪。その愛と嫉妬を利用して3人を殺した、と語る無名。しかし秦王は、無名の言葉に裏があることを見抜き、問いただす。すると無名は、これまでとはまったく別の物語を語りだした…。

中国映画界を背負う監督、チャン・イーモウが、素晴らしい芸術を生み出した。今作は、紀元前200年の中国を舞台に、愛と復讐に生きた刺客たちの壮絶なドラマを描いた歴史超大作。謎の男、無名の語りが軸となり、何が真実なのかわからない複数の物語が入り乱れていく。物語のパズルは、赤・青・緑・白と黒、それぞれの色で分けられ、その色彩が人間たちの感情を見事に表現していく。衣の柔らかな質感、幻想的な色に見とれ、悲しく切なく、高潔なドラマに酔いしれてしまう。

結局、このヒーローというのは剣客のことではなく、秦の始皇帝のことなんですねえ!ヒーローは常に孤独です。日本で言うと戦国時代の信長のように!

  2003/6/15 The Core (ザ・コア)

世界各地で異常現象が続発し、大学教授キーズは地球内部の核の回転が停止していることを知る。1年後の人類滅亡を回避するため、キーズら6人の専門家は地中探査艇に乗り、核を再始動させるミッションに挑む。

2002/8 オーシャンズ11

おもしろい映画である。以前にも同名の映画があったようで、お年寄りの方はご存じのようです。保釈中の天才的泥棒ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニ)がムショ暮らしの間に練り出した前代未聞の犯罪計画。それは、離婚秒読みにある妻(ジュリア・ロバーツ)の新しい恋人であるホテル王(アンディ・ガルシア)の鼻をあかすために、ラスベガス大通りの地下にある難攻不落の巨大金庫から大金を盗み出すというというものだった。彼の計画に集められたのは、名うての詐欺師ラスティー(ブラッド・ピット)、スリの名人ライナス(マット・デイモン)、爆破の専門家バシャー(ドン・チードル)、メカの天才バージル(ケイシー・アフレック) をはじめとする個性的なメンバー達・・・11人が集まって、オーシャンズ11、荒野の7人みたいなもんです。そして「スティング」同様、奇想天外な結末。皆さんもビデオでご覧ください。この映画を見て、私は思いました。仕事を成し遂げるためにはプロ集団を集めることが重要です。なあなあのどっかの銀行ではだめです。少々癖があってもプロに徹した集団、21世紀はそう言うスペシャリストが求められます。縦割りやピラミッド構造は終わりです。みんなで泥棒やなくてプロジェクトを立ち上げませんか?

2002/4/7 「ビューティフル・マインド」

先日、映画を見た。題名は「ビューティフル・マインド」。始め甘ったるい恋愛小説かなと思ったら、さにあらず。天才数学者、ジョン・ナッシュ教授の実話らしい。時は1946年、オッペンハイマー博士率いる例のマンハッタン計画でアメリカが第二次世界大戦に勝利を収めた頃、名門プリンストン大学にアメリカ国内の数学の俊英が集まっていた。その中に、主人公のジョン・ナッシュもいた。しかし、天才と気違いは紙一重と言われるように、プロフェッサー、ナッシュも精神分裂症に冒されていた。べっぴんさんと結婚できたのは良かったが、チャールズという幻影が発生し、被害妄想に襲われる。そしてついに強制入院。それからは聞くも涙、語るも涙の物語。そして、とうとう1994年、数学の均衡?理論でノーベル賞を受賞する。と言うことで、このビューティフル・マインドは原作者の数学に対する面当てではないかとわては思う。というのは「愛は勝つ」というか、いくらきれいな方程式を作っても、それは宇宙を作りたもうた神には及ばないと。と数学が苦手なわては思った。と言うことで、わてもノイローゼには気をつけんと。あんたは大丈夫。昼行灯やさかい。ほっといてんか。

2002/2/3 ソード・フィッシュ

先日、映画「ソード・フィシュ」を見た。コンピュータを駆使した空想フィクション映画である。あの「マトリックス」のような。どこまでが現実でどこからが空想かわからない、いわゆるバーチャルリアリティの世界ですな。そして、いろんなトリックが隠されていて最後まで、主人公のジョン・トラボルタの目的がわからない。ええもんなんか悪者なんか。物語はビルが爆破されるとこから始まる。そして時間はさかのぼり、天才ハッカーが国のコンピュータにワームを送り込んで侵入しようとしている。わての年末の一押しの映画でした。このソードフィッシュ、原題はSword Fish でメカジキという魚だそうです。そのメカジキのノコギリのつのをサーバーのプログラムホールへつっこんで侵入するのをイメージしたんでしょうか。それにしてもコンピュータウイルスって本当に怖いですね。あなたのパソコンはうつっていませんか?

2002/1/26 太陽を盗んだ男

いやーこれは懐かしい映画です。1980年頃の映画です。主人公は我らが沢田研二、

対する刑事は菅原文太。高校の理科の教師がどうした訳か原子爆弾を作ってしまいます。

原子爆弾の作り方が難しいって。それが原料のプルトニウムさえあれば、高校の理科の

知識でできるそうです。あーこわ。そして、この沢田研二の原爆作りが始まります。

そしてついに原爆を作り上げた沢田は政府の要求をします。その内容は「野球のナイター

中継を途中でやめるな」でした。この太陽は原子力の核エネルギーを示すのでしょう。

その核エネルギーを自由に操る沢田、しかし、警察の力もさることながら、一つ大きな落とし穴

がありました。それは放射線です。プルトニウムという高エネルギー物質は絶え間なく

放射線を放出しています。ゴジラのように。皆様、お気をつけください。

 

2001/12/1 スターリングラード

5月に、「スターリングラード」を見ました。

良かったです。私的には今年ナンバーワン。アカデミー賞をあげたいです。

アカデミー賞は確か「トラフィック」に取られたようですが。

ホームページはhttp://www.stalingrad-movie.com/です。

時期は第二次大戦末期、ドイツ、ヒトラー軍が河をわたって、スターリングラード

へ攻めこもうとしています。このスターリンの名前を付けた都市を当時のソ連は

なんとしても守らなければなりません。兵士をどんどん送り込みます。

しかし、武器はありません。二人で1丁のライフル。ここから伝説のスパイナー

(狙撃手)が始まります。伝説のスパイナー、デュード・ロウ扮する

ヴァシリ・ザイツェフ、ジョセフ・ファインズ扮する党員、ダニロフ、

みんな良かったでんなあ。

対するドイツ軍のスパイナー、ゲルマンの英雄エド・ハリス演ずるケーニッヒが

また渋いんです。まるでゴルゴ13みたい。現在、ビデオレンタルが始まったので、

ぜひ見てください。 ほんと、人生って何?歴史と人間、そう言えば「戦争と人間」という五味川純平さんの

小説がありましたなあ。「その時、歴史が動いた」の一場面です。

 

2001/2/6 砂の器

 21世紀最初の映画紹介です。わても飽きもせんと、こつこつようやりますわ。

そんなとこで、砂の器です。えー古いなあって。そう上映は1976年頃、

舞台は東京から、東北、三重、岡山と飛んでいきます。今から、25年前の

映画でんなあ。野村監督、橋本忍脚本、あの「八甲田山」と同じ組み合わせだす。

先日、久しぶりにビデオを見て、わての映画の紹介にてっきりあるもんやと

のぞいたら、ありまへんがな。こりゃえらいこっちゃと急遽書いております。

こんな名画を忘れたら、いけまへん。主演は男前、加藤剛、探偵は丹波哲朗と今は衆院議員、森田健作。この映画の主題曲は芥川やすしの「宿命」。これがええ音楽なんですわ。そして、中国地方から北陸にかけての日本の四季。これがきれいなんですわ。そして、病気の父と子。原作は今は亡き松本清張です。

子供は生まれてくる時、親を選べません。そして、父親は当時の不治の病、らい病なんですわ。今は治りまっせ。その、病気で追い出された父親と息子がさすらいの旅に出るんでんなあ。ここに、二つの運命、宿命がありまんなあ。病と親子のきづな。そして、主人公、和賀英良はこの宿命を乗り越えようとして、東京へ出て、音楽家になります。しかし、人間のことだから、ミスを犯します。そこが人生、運命、宿命、天命でしょうか。いい映画でっさかい、ぜひ見てください。

 

2000/6/26 スティング

スティングは日本語で針の一差しを指すそうです。日本にもおられましたね。ハチの一差しのE女史が。刺された方は確か亡くなられましたねえ。よほど毒がきつかったんでしょうねえ。それはおいといて、この映画は1970年代製作だと思います。私はビデオで見ました。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの「明日に向かって撃て」と同じコンビです。この二人ははっきし言って、詐欺師です。二人で組んで、大金持ちをだまくらかして、お金を巻き上げます。しかし、何回もやっていると顔が割れてきて(知られてきて)警察なんかのマークがきつくなってきます。そこで、二人は一計を考えて最後の賭の勝負にまんまと勝ちます。どうしたのでしょう。内緒です。こういう一差しは気持ちいいですね(^^)。権力や金力にものを言わせて、偉そうにしている亡者を庶民が針の一差しでギャフンと言わせるのは痛快です。しかし、実際にはそんなことはほとんどありません。選挙でも札束でつらをはたいて一票を買うそうです。困ったもんです(^^;。

2000/6/25 俺達に明日はない

これはなつかしい映画ですね。私は映画館で見ましたが、ロードショウやなかったと思います。1960年代の映画ですね。皆さんご存じですね。なぜ俺達に明日はないのでしょうか。そう彼らは銀行強盗なんです。舞台は1930年代のアメリカ、不況であふれた主人公たちは次々に銀行を襲います。もし、つかまったら少なくとも牢屋入りですね。アメリカは銃社会ですから、一つ間違えばあの世行きです。この映画でも最後は全員亡くなります。アメリカ西部のアナーキー(無政府的)な時代には銀行強盗が多かったらしいですね。列車を止めたりとか。この退廃的な雰囲気が若者に受けたんですね。投げやりな感じが。以前書いた「バニシング・ポイント」もそんな映画でした。若者はいつの時代でも人生に迷います。それでもいつの間にか、仕事を持ったり、家庭を持ったりして、日常に埋没してしまって、「今の若いもんは。」と言い出します。歴史は繰り返しますね。