総評とまとめ

―おわりに―



  
就職活動を振り返ってみると、1つの結論に辿り着いた。
 それは「運命」ということである。
 自分が変えることのできない「運命」である。

  思えば
三和銀行は会社説明会(セミナー)を欠席したのにも
 関わらず、電話がかかってきて、半ば強引に翌日ののセミナー
 に誘われたのだ。
  
  セミナーをさぼる奴に誰が電話をかけてきてくれるだろうか?
 会社の説明会をさぼる人間は、そこで失格のはず。
 それにも関わらず、さぼった、その日に電話が鳴った。
 ここが、運命の幕開けだった。


そのセミナー以来、何人もの
三和銀行の人間と会ってきたが不思議なほど(自分でもわからない)向こうの人間が、自分を 高く評価し、褒め、面接もポンポンとすすんだ。会う人、会う人と話も合ったし、気づくと内定だった。まさにあの日の一本の電話が運命の扉を開いたわけだ。

  

  
  その一方で、本命であった企業(
日本総研)は
 筆記、一次、二次面接と順調に来たのにも関わらず、
 最終面接で、人事部長と全く話があわずに、敗退を喫する。
 

 人事部長が私の年金の話を聞いて
 「僕は年金に興味無いし、
あんなんつまらん
 という確率は、無いに等しいであろう。あの瞬間に私は内心で
 これが「運命」なのだろうと思った。

  最後の最後で、自分と全く合わない人間が出てきてしまった
 のである。それだけではない。この時に一緒に居合せた学生が
 1人で、何十分も人事部長と話しているのだ。
 たしか天文学の話をしていたような…。その時に人事部長は
 しきりにメモをとっていた。おかげでこちらが喋る時間は無く
 なった。苛立ちと同時に、何故か、その時に「運命なんだな」と
 冷静に考えていた。
 
  このわけのわからん学生と、人事部長。
 最終でこんな奴らと一緒になること自体、やはりこの企業とは
 縁が無かったのであろう。
 運が悪かったのでは無く、縁が無かった。すなわち
 もとから、その企業には行けなかったのである。
 いや、行けなかったはずである。

  そもそも、日本には何万という企業があって、学生も何万も
 いる。その中で、互いに1対1に結びつくこと自体が不思議なこと
 だと思う。その天文学的数字を見れば理解はたやすい。
 しかし、最終的にはある1人の人間に1つの企業が決定される。
 何万分の1の確率で両者は結びつく。

  よく他の人の活動を聞くと、面接では、ことごとく敗退し
 ていたのにも関わらず、内定のでた企業だけは、面接がすらす
 らと パスできたという話を聞く。不思議な話だ。
 他の企業では一次面接すらパスできないのに、ある企業だけは
 五次、六次面接まで行ってしまうのだ。
 まるで導かれているかのように。

  そのようにして考えるならば、
 就職はあらかじめ決まっていた、もしくは、そうなるべくして
 そうなった必然の世界の現象かもしれない。

  自分の決まった運命を、この足と手と頭で感じる時期が
 就職活動の時期なのかもしれない。もちろん自助努力あっての
 「運命」であるから、何もせずして結果は期待できないが、
 ある程度の努力をするならば、おのずと自分にあう企業が
 目の前に現れるとと思う。その時は、感謝して結果を受け取る
 ようにしましょう。

 

おわり

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