・どうやって仕事を探すのか。
仕事探しはだいたい学校に通っている間に夏頃から始めたのですが、手段は学校の紹
介や卒業生の紹介、ハローワークの紹介、インターネットや雑誌で探す、会社を訪問す
るなどの方法があります。学校の紹介などは過去の実績のなどから結構確実なのですが
やはり地元の企業が多くなります。ハローワークの紹介も同様です。私の場合は地元で
はない所に行きたかったので、主にインターネットや本を見て、手紙や電話、メールな
どを出して感触の良さそうなところを探しました。インターネットは紹介されていない
所も多いのでやはり頼るのはそこそこの方がいいですね。ハローワークは求人の出てい
るところしか紹介してくれないのですが、まあ行きたい地域のハローワークに直接訪ね
た方がいい気がします。結構親身になって探してくれます。でもやはり一番良いのは直
接訪ねてみることです。目当ての工房や会社を直接訪ねて話を聞くのが一番いいと思い
ます。電話や手紙だけでは相手の会社の方もあまり信用してくれないようです。
・誰に会えばいいのか。
直接会社を訪ねて誰に会えばいいのかを経験から挙げると社長などの経営者に近い人
に会うのが一番良いです。社長から直接色々な話を聞くことによりその会社のことが良
く分かります。中には人事担当の人とか工場長みたいな人が面接の相手をしてくれると
ころも有りますが、私の経験からするとそういうところはあまり良いことはないです。
それは話の内容が社長などの経営者と話すのと比べると大分違ってしまうようだからで
す。ある会社を訪ねたときはかなり職人経験も長そうな若手の工場長が相手をしてくれ
たのですが、話の内容は簡単の会社の紹介と、それ以外は「何で家具の仕事なんてした
いの?」とか「結構いやになって辞めてしまう人が多いんだよね」、「仕事はきつくて
休みも少ないし給料も安いよ」などの個人的な興味本位の域を出ない内容が多く、面接
を受けている方もネガティブなイメージしか受けませんでした。やはりいくら経験があ
っても所詮は一従業員でしかないのでしょうがないのかも知れません。それに対して社
長と面接をした際のイメージは全く違います。1人でやっている工房から100人以上
の会社の社長までかなり現実的な役に立つ話をしてもらえます。経営状況のことや将来
的な方向性や目標、採用したときの待遇、その他過去に経験した実際の体験などを聞け
ることもあります。やはり経営者というものは従業員とは異なる考えが無いとできない
のだと強く思いました。そして自分が入りたい会社で有ればそのような内容が実際に聞
ける社長と直接話をできないとダメだと思いました。会社の規模などから社長と話をす
るのが難しい場合も有りますが、できるだけ経営者に近い人と話せた方がいいと思いま
す。もし話せない場合はもしかしたら初めから採用する気がないのかも知れません。ま
た採用の予定が無くても話だけでも聞ければそれなりの収穫はあります。
・企業に入ることの意味。
技術専門校で学びある程度の腕を身につけ知識を得たとしてもそれは職人の世界では
ほとんど相手にされないのが現実です。経験がものをいう世界なのでほとんど素人扱い
でしょう。そして実際に何かをやろうとしてもほとんど何もできないのが現実なのでは
ないかと思います。当然人によりますが。。いきなり目標である独立などを目指すのも
1つの手段かもしれませんが、必要な腕や知識の経験を身につけてからでも遅く無い気
がします。実際知識や腕以外にも人脈や経験がないと何をやるにも支障が出ると思いま
す。自分の工房をもって経営している人もそれなりの企業経験を持っている人が多いよ
うです。直接話を聞くとやはり企業にいて得た経験はとても良い経験になったと言って
ました。まだこれからどんな方向に進んでいくのかも明確ではないのですが色々な知識
や経験を積むためにも、先ずは組織に入って経験を積むのが妥当ではないかと思います。
色々と考える時間もできますし。。