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地球誕生3〜クレーターの秘密〜
前回、巨大隕石の衝突によって地球はできていったと書きました。がその隕石の衝突は、地球がある程度大きくなってもおきていたのです。(実際、今現在でもたくさんの隕石(小さいのが多いが)が地球に突入しています)その巨大な隕石が超高速で突入し地球の大気に触れると、空気を灼熱させ、太陽よりも明るく輝きます。そして衝突の瞬間、隕石の運動エネルギーは一瞬のうちに熱エネルギーに変わり、大爆発が起こりました。 その爆発エネルギーにより地球の大地は紙のようにめくれて持ち上がり、岩石が音速よりも早く飛び散って蒸発し、きのこ雲のように立ち上ります。爆発の振動は地球全体を揺るがすほどすごかったものだと思います。わずか10分足らずですべてが終わり、巨大なクレーターが地上に出現したのです。これがクレーターができる様子です。 もし、今地球に残っているクレーターを調べれば、地球誕生の手がかりがつかめるでしょう。でも地球は5億年という比較的短い期間に風化とテクトニクスによって地球の表面は壊され作り直されてきました。そのためクレーターのような痕跡はほとんど失われてしまいました。でも、クレーターには、今でも生々しく激しい衝突のあとが残っています。 オーストラリアにあるゴッシズブラフ・クレーターのふちに岩には、空に向かってそそり立つような鋭い筋が残っています。これは衝突の瞬間、地面は花のように開いて地層がめくれ上がり、このように空に向かってそそり立つような鋭い筋を残しています。これを(シャタコーンといいます。) 巨大な隕石の衝突の特徴としていくつものふちができるというものがあります。 地球ではないのですが、月の表面で最大のクレーターのオリエンタル。これは直径1000キロの巨大なクレーターには何重にもふちを持っています。そして地球ではマニコーガン・クレーターというカナダに地球最大級のクレーターがあります。 どちらにしても月も地球もすさまじい大衝突から生まれてきたということだと思います。 巨大な隕石が落ちたマニコーガンの周辺には、高さ500メートル。全体が岩でできた巨大な山が湖の中央にあります。そしてどの岩も赤く変色しているそうです。それは隕石の衝突の衝撃によってできた証拠なのだそうです。 ではなぜかを書く前に、なぜ大きな山ができるかを書きたいとおもいます。 衝突が大きすぎると一度くぼんだクレーターの底が反動で盛り上がります。そのようにして一瞬のうちに巨大な山を作り上げます。 では前の話に戻りまして、なぜどの岩も赤く変色しているのかということですが、ここの岩石は、火山の溶岩にそっくりなのだそうです。しかしここは火山とはまったく縁の無いところなのです。ではなぜなのでしょうか? それは、ここの石は溶岩に似ているのですが、成分や地形から考えて、衝突で一度溶けてからもう一度固まったものだと思われるのです。 ということは、あの石か想像できる巨大隕石の衝突とは、衝突によってできたセントラル・ピーク(中央の山)の周りを真っ赤なマグマの湖が取り囲む。それはすさまじい光景だったのでしょう。 このような事件が、地球誕生のころには、世界中のいたるところで起きていたのでしょう。原始地球を次々と襲う巨大な隕石。熱く煮えたぎるマグマの海。その衝突してくる隕石の中には、今の地球を作る大切な物質が含まれてたのでしょう。 |