地球誕生4〜隕石!その力〜
前章でも述べましたが、地球には数多くの隕石が衝突していきました。その隕石には、なんと水蒸気が含まれていたというのです。隕石の中には46億年前のいわば地球の原材料がまったく変化しないで保存しているのがあるのです。さて話はかわりますが、地球には、現在もいろんなものが落ちてきます。宇宙に打ち上げた衛生のかけらやごみ、そして隕石などです。隕石で言えば何百年に一度いう確率で直径数千メートルという巨大な隕石が落ちる可能性だってあるのです。そういう意味では地球の成長はまだ続いているのでしょう。
さて本題に戻りまして、隕石の中には、色々な物質が含まれています。たとえばオーストリアに落ちた隕石の一つには、たんぱく質の材料を含んでいたということで、話題になったこともあります。そして、今回のメインともいえる物質、水が含まれていたというのです。
その水を含む隕石は、46億年前、太陽系空間(?)で高温のガスが冷えていく時、水蒸気がこの隕石の中に閉じ込められたのです。
その隕石はマーチソン隕石というそうです。
この隕石は、いくつか重要な特徴をもっていました。その一つに、隕石の重さにして約15%もの水分を含んでいることでした。15%もの水分を含む原始太陽系の材料。この水は、太陽系誕生のころ、隕石の名kない取り込まれたものだといいます。とすれば、この水こそ太陽系の最初から合った水、それはつまり、地球に水を作った張本人といえるのではないでしょうか?しかし、この水は本当に隕石中に含まれていたのかという質問があるかもしれません!隕石が地球突入の時に蒸発してしまわないのか?と思う人がいるかもしれません。しかし、この隕石は、確かに表面を見ると黒く焦げているそうです。これは地球の空気との摩擦で高温になったからです。しかし、隕石が大気中を通過する時間はすごく短く、わずか数秒に過ぎないというのです。それまで極寒の宇宙を漂っていた隕石は、大変冷たく、空気との摩擦で暖められたとしてもそれはごく表面だけのことで、熱はほとんど内部には伝わらないのです。したがって隕石の中に含まれていた、水はまったくの無傷で生き残るのです。
そして、もう一つの疑問は、隕石から出た水は本当は地球に落ちてから染み込んだものではないか。ということです。しかし、これもまったく可能性が無い。なぜか、それは地球で染み込んだ水が合ったとしても、それは少し暖めただけですぐ蒸発してしまい、800度近い温度に熱して初めて出てくる水は、隕石の組織に中に閉じ込められていた水以外には無いのです。
地球のごく普通の岩石にもまったく水が無いわけではありません。しかし、その量はせいぜい1%というところです。つまり、マーチソン隕石は間違いなく地球にやってきた水といえるのではないでしょうか?