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地球誕生6〜命のカプセル誕生〜
さてさて、時代は一気に飛んで、というよりもこのままではきっと先に進むことができないと感じたからです。なのでこの間のことはコラムにしていきたいと考えています。 前回で地球にも海がやっとできました。しかし、その海には酸素はありません。いえあるにはあってもごく僅かだったのです。しかし、その中でも生命は誕生したのです。 では、一回、現代に戻って話を進めましょう。アメリカのあるところに100度近い、熱湯が泥を溶かし吹き上げているところがあります。そこはなんとph(ペーハー=酸性度)1だそうです。これはとても強力な酸です。それでもこの中で、生きている生命があるのです。バクテリア、スルファロバスとよばれるバクテリアが生きているのです。このバクテリアは、細胞の核も無く決まった形はありません。地球に酸素が無かった時代から生きている原始的な細胞です。しかし世の中にはもっとつわものがいました。ブラックスモーカーと呼ばれる海底火山の割れ目からマグマが吹き出ている場所に住んでいるのです。ブラックスモーカーの温度は350度、気圧はなんと260気圧です。この厳しい環境の中にも微生物は生きているのです。これらはまさに、酸素の無い地球でも生命が誕生した。いやむしろ、この環境こそ、原始地球の姿であり、そこから生き続ける生命なのです。 これらのバクテリアは、噴泉の中の二酸化炭素と硫黄や金属をえさとして、これらを自分の体内に取り込み体を作っています。また高温・高圧という過酷な条件をむしろ利用して、というよりも高温・高圧がバクテリアの中で化学反応を促進させて、エネルギーを生み出していると考えられるのです。 さてさて、現代科学の粋を集めた実験がとある場所で行われました。原子の生命の入れ物を作ろうというものでした。それは、原始地球の海にあったアミノ酸数種を水に溶かして、圧力釜に入れて、深海の環境に近い250度130気圧にして6時間ほど放置するというものでした。これにより、直径2ミクロンの原始生命の細胞膜が作られました。しかし、これは生命そのものではありません。しかし、原始的な生命の細胞に極めて近い性質を持ったものでした。 これに何らかの刺激。例えば、雷や、磁場など今はまだよくわかりませんが、それらが縁となって生まれたものだと考えられるのです。 とにかく、地球の生命はこのような苛酷な環境で生まれてきたものでした。 |