同室のY川氏と早朝(といっても6時だが)のストックホルムを散策。まだ通勤の
人影も見られず、空も暗い。車の行き来は少ないが、ゴミ収集のパッカー車が
走っていた。また、石畳の通りを道路清掃の人が掃いて回っていた。残念ながら
ビデオ持って出なかったので、その様子を見てもらえないが…。
市内を走るパッカー車
美しい街並み、北欧のヴェニスとはよく言ったものだ。空が明るくなってきたところ
で、ガムラ・スタンからリッター湾をながめながらそう思った。まだ暗いうちの通りは、もちろん街灯もあるが、店々のショーウインドーの灯りで
照らされている感じがした。通りの左右に街灯を立てるよりも、ちょっといいムードが
作られるようだ。
余談だが、デパートのショーウインドーに日本の「書」のイメージのディスプレイが
あった。「床」という漢字に何故か「、」がついていたり、落款と無意味な文字が一面に
おどっているものがあったり、とデタラメなものばかりで、けっこう笑えた。でも、北欧は
親日家が多いと聞いていたので、これもエキゾチックな日本への関心からのものだろう。
悪い気分にはならなかった。おそらく私たちも似たようなことをやっているのだろうし…。
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今日は市内の見学。ストックホルム市庁舎、新旧の市街地などを見て回った。
350年以上になる古い石造りの建物と、外見上はそうした古いものと同じように見える
新しい建物が並ぶ。細部に年代ごとの違いはあるものの、私たちには区別がつかない。
こうした景観形成のやりかたは、おそらく日本は真似できないだろう。そもそも、
地震の無い国、石造りの建物の国のやることだから、可能だと思う。街中のゴミ箱をみると、その半分にはストックホルムの紋章がついている。そのゴ
ミ箱は金属製の丈夫なものが多い。残り半分はマクドナルドのロゴが入ったもの、
あるいはいわゆる「くずかご」だ。ゴミの分別はされていない。
市庁舎裏のゴミ箱
駅前通りなどに多いゴミ箱
住宅地などに見られるくずかご
夕方、大通りを歩いてみた。ゴミを道に捨てる人は見かけなかったが、女の人でも
道につばを吐いてるのはちょっと驚いた。これは「なかにはそういう人もいる」という
ことだとは思うが…。モノを食べながら歩く人も多い。たいてい若者だ。朝、空っぽだった
ゴミ箱は、空き缶やファーストフードのゴミであふれていた。
遠目にはきれいな街だ。そして細かく見ても、おそらく日本の都市よりはマシだろう。
でも、抱いていた「北欧のキレイな都市像」とは、少々違っていた。勝手な言いぐさだが…。