竹スピーカーのここがポイント
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スピーカーが上向き
頑固に、天井反射型を貫き通し、音の反射を利用して聞かせるスピーカー作り。
A
縦置き型
狭い所にもすっぽり入るノッポサイズ。縦置きには上から見ると、竹自体から響く音が円状に発せられている事を忘れてはならない。物から音が出るときは、その形にも影響があると思われる。即ち、四角い太鼓は無い。
B
バスレフタイプ
バスフレックスといって、内部音圧を穴を開ける事により外へ出し、低音を出す。
C
上から、竹から、下から、総合的に
結果、バランスの取れたように聞こえる音が出る。
竹スピーカー利用法
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床の間
本来、普通のスピーカーを床の間に置くと、壁の音反射により低音がはっきりせず、聞けないと言われているが、この竹スピーカーは上に向けて音を発しているため、普通のスピーカーとは違った音反射となり、安心して聞ける。奥の角に立てかけてセット。
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テレビ横
オーディオビジュアルには、最適のシステム。ビデオデッキ→オーディオアンプ→スピーカーと繋いで迫力ある音と映像を楽しむ。自然な音は聞き疲れせず、歌番組はもとより、映画も最高。
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ベッド横
横になってFMラジオや、好きな音楽を聴きながら眠ったり起きたり。天井反射型独特の音。
竹スピーカーの不思議
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スピーカーユニットの大きさからは、想像もつかないほどの表現力
あたかも竹から音が発せられているように聞こえ、耳障りな音にならない。
低音を出すために考え出された筒は、長さによりそのままの音を出す。
このスピーカーは、誰のアドバイスも受けず、独自に開発した。
シンプルイズベスト。自然素材の竹を切る事だけでエンクロージャに出来た
奇跡のスピーカーシステムです。
スピーカーユニット、ビス、コードを除けば竹のみが残り、切って割れば健康具の竹踏みになるし、串、ひごにも加工出来る。
最終的には切って燃えるゴミに出せるし、焼却してもダイオキシンは出ない。
植物の中では一番利用範囲の広いと思われる竹のメリットです。
量産体制に関する障害
※
竹スピーカーは、今のところ1本の竹から1つのスピーカーシステムしか出来ません。
つまり、2本の竹を切って一対の竹スピーカーシステムが出来あがります。
また、竹には切時があり、一年の中で切る季節が決まっています。その為、切ってから自然乾燥し、製品になるまでに時間がかかります。(2002製を除く)
まだ、販売出来るほど準備が進んでおらず、また、販売となると多くの竹を切らねばなりません。長い竹のほんの一部分しか使えない、大変貴重なスピーカーシステムです。
残った端材の利用法が思いつかず、むやみに竹を切らないようにしています。そのうち、御老輩からお知恵をいただき、無駄の無い素材として活かして行きたいと思います。
おしらせ 2003年7月7日発信
6月18日、仙崎公民館でテストを行いました。80畳位の広さの部屋で、アンプ、SU8044GとA‐X730を使って聞き比べをしました。本来、スピーカーは、正面の壁のすぐ手前に置くものですが、竹スピーカーは5m以上も手前に置き、音の出方を聞きました。竹スピーカーは壁から離れていても量感たっぷりの音を出しました。ただし、定位はその構造上はっきりしません。間接音の体を包み込むようなサウンド。肩の力を抜いて、デッキチェアに寝そべって聞く音楽。リラックスアイテムの音作りに役立ちそうです。ファジーな音のようですが、オルゴールの歪んだ録音のCDの音もきちんと再生できる実力あるスピーカーです。ここで、一緒に立ち会っていただいた、高校恩師に、反射板取り付けによる定位の出し方のアドバイスをいただきました。これは後の課題とします。もう1人、重要な方にお越しいただいて、3人でテストしました。
公民館試聴会は、大きな音が外へ漏れないよう窓を閉めて聞ける、冬にしようかと思っています。
なんだ?こんな物!そう思う人が多いと思いますが、自然の恵みの楽器の王様『竹』とスピーカーユニットの合体作です。
7月31日(木)、山口県長門市の飯山八幡宮では『夏越祭(なごしさい)』といって、暑い夏を無事過ごせるようにと、お祭りがあります。この日は、神殿の前で竹スピーカーがBGMを担当します。宮司さんに頼めば大きい音を出していただけるかもしれません。ぜひ、おいでませ!
お問い合わせは、下記の飯山八幡宮まで。
飯山八幡宮では、平成14年11月7日、39代目の久祥(ひさあき)様がご誕生となり、大変おめでたい平成15年をお迎えになりました。新作の口径7cm小型竹スピーカーを久祥様のために使っていただきたく、ご誕生祝いに御贈りいたしました。
飯山八幡宮(山口県長門市東深川藤中 0837-22-2732)
試聴使用スピーカー
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メーカー |
BELTEK |
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型式 |
SF-130BG |
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種類 |
13cmコアキシャル2ウェイ |
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インピーダンス |
4Ω |
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最低共振周波数 |
不詳 |
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再生周波数帯域 |
40−24,000Hz |
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出力音圧レベル |
93dB |
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入力 |
50W MAX100W |
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mo |
不詳 |
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Q0 |
不詳 |
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マグネット重量 |
不詳 |
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総重量 |
不詳 |
このスピーカーシステムを予定しています。
独り言
平成15年11月20日、大分県国見町の竹スピーカー製作者で
『くにさき六郷舎』代表の 恒成哲三郎 さんとお会いしました。
こだわりの木工家具職人で、その技術はドイツ仕込み。
お人柄も、とても温かく、かつ、繊細。
その手によるスピーカーは、家具調で、きれいに磨きがかけられ、横置き。
『さりげなく音を出す』というコンセプトに合ったものでした。
私の、『竹を使って低音を出す』というコンセプトとは違い、あくまでも
その作りに家具職人の匠を感じました。
オリジナル家具は、この人にまかせて安心と思うほどの作品ばかり。
製品の随所に、使う人の身になって考え出されたアイデアと
デザインが生かされています。
私が訪れた時には、出来上がったばかりのロッキングチェアーに
座らせていただきました。
親から子、子から孫へ伝えられると思えるほどの、ガッチリした作り。
まさに、名工だと思います。
家具や木工製品に興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。
〒872-1403
大分県東国東郡国見町大字野田2097−1
くにさき 六郷舎
恒成哲三郎
п@0978-82-0748
ちなみに、私の竹スピーカーを磨きかけても、ただの竹。
どうせ竹なら、無垢のままが自然で良いと思いました。
今度いつか、私の製品を持ってオリジナルハウスに行き、
鳴らしてみたいと思います。
音は見る物では無く、使う物でも無く、聞く物です。
視覚、感覚、そして聴覚。ミックスできれば最高ですね。
イワシ