|
佃 十純
| |
|
◆秋の妙見山以来、しばらく間を置いた大阪連絡会主催の観察会となりましたが、五月晴れの行楽日和で、いつものようにのんびりと楽しみながら歩くことが出来ました。 ◆集合場所の庭窪レストセンターという場所は、斜めに川にぶっつかる生活道路の行き止まり、レストランがあるわけでもなく、展示物もあるわけでもない、町内会の集会所といった建物で、タクシーも入ってこないようなところ(車は入れる)。 ◆早々と着いた5人は、早速、センター内のケヤキの幹での親察会、ナミテントウの幼虫、蛹、成虫がそこここで見つかり、“やっぱり、お尻でぶら下がって、蛹になるんやね。うう一ん、これはもうすぐ前蛹”“ここには、テントウムシが2種類いるよ”“アリグモもいるよ”。 ◆“これは珍しい、なんだかわかる?”と後藤さんの持ってきたものは、アオイラガの蛹のミイラ、誰もわかりませんでしたが、イラガの刺毛はお断りして次はオビカレハ。中令、終令とり混ぜて、ケヤキの幹を右往左往しているのを手に乗せて観察。 ◆遅れてタクシーできたはずが、運転手によって別の場所に下ろされてしまい、最後は歩いてくる羽目になった布谷さんと常住さんが来ていよいよ河川敷とワンドの観察会に。 ◆この良き天気の日に、ワンドと聞いて、長靴を履いてきた人も二人いましたが、それはそれ、真面目な証拠でもあって、何も申し上げることは御座いませぬ。 ◆河川敷には綿ぼこりのようなものが舞い飛び、さながら初夏の雪のようでしたが、これはヤナギの柳絮(りゅうじょ)で、今が盛り、種までは特定できませんでした。 ◆花盛りのセンダンを昆て、ムクドリを思い、カラスムギの小穂を手にとりて、芒を使った種の運動を知る、また楽しからずや。 セイタカヨシでは、その長さを求め、湖国のものとの比較をなし、その短からんことを嘆く。(このときスケールをと言うと、すかさず、みんなそれぞれのリユックに手が。さすがというか、ご苦労様、中には20cmのもありました。今回の計測では5.2m、琵琶湖では6m以上のもあるそうです。ついでにセイタカヨシでは、脇芽の出方から、その茎の年齢がわかるそうです) ◆ワンドに入るとプーンとセリのちよっと青臭い壊かしい香りが。これだけ芳しいものが毒であるはずがないなどと思ったのかどうか、試食し始めた人も一人ふたり、一番慎重だったのが、布谷さんで、“やっぱり根茎を調べてみたほうがいいよ”ということになり、後藤探検隊長が湿地の中ヘ。 ◆引き抜き持ち帰ったセりには直径が7cmはあろうかという立派な根茎が。慌てて吐き出した人もいましたが、もう少し食べた後の人もいて、どれ位の毒がどの辺にかが問題に。帰って調べてみると『ドクゼリは全体にムクトキシンという猛毒成分が含まれて・・・』(『野に咲く花』山と渓谷社)。 ◆釣り人であふれかえったワンドで、20cm級のオオクチバスを見、入り江でバスの稚魚の集団を見、お終いには、前々日大泉緑地の加呂登池でつかまったオオクチバスのバター炒めを、お弁当のおかずとして賞味し、大好評でした。 ◆参加者は、名前のあがった人のほかに、広崎さん、近藤さん、神谷君、佃でした。近藤さん、お世話ありがとう御座いました。また、ご厄介になります。その節はよろしく。 | |
| じねんじょレターズ・トップ |
| 大阪連絡会・ホームへ |