PRGWT方式について

 PRGWTとは、Personal Rapid Guide Way Transportの頭文字で、待

つことなく直ちに利用出来る軌道式輸送手段ということである。

 一体型軌道はモノレール方式と称し、大きく分けて跨座型と懸垂型になる

が、従来全てのモノレールの分岐には重い軌道を移動させたり、左右に振る動

作をさせなければならす゜、切り替えにかなりの時間がかかり、運行間隔にも

制限が生じることになっていた。

 これが他の交通に代替出来ずに、あくまでも補助交通やローカル交通的存在

から脱皮できない大きな理由でもあった。

 PRGWTでは、軌道側と車両側の組み合わせによる制御機能を持たせ

たため、車両自らが自動車のような分岐動作を行い、軌道を選択することが出

来る(特許)。

 その結果、車輛運行間隔も2秒まで短縮することが可能になった。

 車輛運行間隔が短縮できれば、モノレールによる交通輸送形態も大きく変わ

る事になる。

 このPRGWTでは、都市部に集中し交通渋滞の元となる自動車、特にマイ

カーを中心とする車の80ハ゜ーセントの吸収を目標に計画したものである。

そのため従来ではあまり用いられなかった、定速度方式軌道を取り入れ、輸送

力の効率と安全性をあげるとともに、マイカーに代わる安価で快適な交通輸送

環境を目指した。

定速度軌道とは、運行軌道上での車両は常に一定の速度で走行し続けるよう

にした軌道で、PRGWTでは3種類の定速度軌道を設定している。車両の速

度が変化する箇所は、乗降場との接続軌道と各定速度軌道間の移行のための軌

道上だけである。

定速度軌道間の移行は全体をコントロールするコンピュータにより目的地まで

の距離や車両走行密度などの情報を元に自動的に制御される。これらにより目

的地までの所要時間が常に正確に割り出すことが出来る。

 PRGWTの乗降場間隔はおおむね250メートルとしており、最短125

メートル程度の移動で最も近い乗降場に着くことができる。各乗降場毎に運用

のための8桁の固定番号を設定しておき、目的地乗降場の番号を入力すること

により、当該地まで人や物の輸送が自動的に行う。PRGWTでは、人の輸送

のみならず荷物の輸送にも使用出来るように、都市部では250四方の1ブ

ロックをさらに99分割した副番号を設け、ビル棟単位で無人配送が可能とな

る。 ここに、現在開発中の新交通システムの概要を示す。

 1、 軌道    車両側自動分岐制御式アプト併設高架軌道

 2、 車両    幅 1.8m 長さ4.5m 高さ 1.9m(暫定)

3、 車両重量 最大 2,190キログラム

4、 動力源         電力

 5、 車両運行間隔     2秒

6、 乗車定員      最大6人(貨物重量最大2トン)(暫定) 

 7、 軌道種別と運行速度 

  1、A軌道 0〜15km/h(乗降場への発着と数ブロック間の移動用)

   2、B軌道 30km/h(数ブロック以上から数キロ程度の移動用)

   3、C軌道 60km/h(数キロから数10キロの移動用)

   4、D軌道 90km/h(数10キロ以上の移動用)

5、連結移行軌道 (A軌道からD軌道の軌道間移行用)

8、 乗車場間隔     1ブロック250m

9、 物品搬送用副ステーション分割  1ブロック99分割

10、運行方式     行き先地区番号入力自動運行

11、利用方式 予め利用加入申請