なぜ保護が必要なの        

 湿原の植物は他の植物が生育できない厳しい環境に生きられるのですが、反面弱い性質もあります。栄養状態も良くなく、他の植物が浸入してくると、湿原の植物は競争に負けてしまいます。また踏みつけによっても打撃を受けます。葦毛湿原の中でも、湿原植物以外の植物に圧倒されたり、踏みつけの結果、裸地化が観察されています。
 1976年からの湿原観察結果をもとに、保護の会では遷移を戻す事を基本に植生回復の試みを行っています。



 裸 地 シラタマホシクサ群落

ヌマガヤ群落

ノリウツギ

イヌツゲ群落

ハンノキ群落

   

  植生回復に関する活動は年に2回行っている。主にイヌツゲ群落の除去とヌマガヤ群落の除去を行っている。
  この活動は、管理者である豊橋市と植生調査団の指導のもとに作業をしています。
   

  イヌツゲ群落の除去

    毎年2月に実施
    この時期は湿原への来訪者が少なく。
    多くの植物が休眠中であり、作業時に湿原に加わる痛手が少ない為。
    作業は9時〜15時まで。1回にコンテナ2杯分の木本類を伐採している。

  ヌマガヤ群落の除去

    毎年8月下旬に実施。
    剥ぎ取りと刈り取りの2通りの方法で実施。
    この時期も来訪者が比較的少ないこと。9月に種子ができるシラタマホシクサ等の種が自然散布される
    事を期待し作業をしている。