長 崎 の 歴 史


○ 長崎くんちと竹ン芸

くんちの赤本





上町の本踊り丸山芸者衆                 (株)長崎フォトサービス提供




油屋町の川船飾船頭                   (株)長崎フォトサービス提供




元船町の唐船                        (株)長崎フォトサービス提供




鍛冶屋町の寶船                       (株)長崎フォトサービス提供




筑後町の龍踊り                       (株)長崎フォトサービス提供




































庭見せ




庭見せ




くんち広場で出番を待つ鍛冶屋町の七福神




くんち広場の上町の傘鉾




くんち広場の筑後町の龍踊り




モッテコーイくんち




くんち広場
































































2001年竹ン芸


竹ん芸

 いつ頃からか、若宮稲荷神社の奉納踊りに竹ん芸をやるようになりました。長崎弁で竹ん
芸と言いますがね。これはね、多分、奈良朝時代に中国から伝わった一つの曲芸だろうと
思いますね。
 で、それを長崎の人達が、これを奉納踊りに使おうと思い出したのは、竹藪が若宮神社の
周りに一杯あるわけですよ。それと、若宮神社はお稲荷さんで、お稲荷さんのお使いは狐な
んですな。だから、当時、実際に狐もあの付近に居ったと言う話ですけど、狐を使う芸にこ
れを考案するわけですよ。狐の面をかぶり、白装束で尻尾をつけて、竹の上に上って行く芸
を始めるわけです。今、この竹ん芸は、竹ん芸そのものは長崎市の指定無形文化財なんで
す。それから、竹ん芸に使う囃子ですね、これは県の指定無形文化財です。いずれも昭和
四十九年とか五十年頃にかけて指定を受けたんです。


雄狐・雌狐

 一番最初「きうらいらい」と言って笛と三味線と、あれで踊りながら狐が出て来ると、道行き
ですな、道中ですね。それから今度は、宝珠の形の印を。
 宝珠というのはお稲荷さんの紋所がなんですな。宝の珠、上の方が炎みたいになって舞
い上がってる。その印を切って、今からお稲荷様の前で奉納致します。それから、逆さにな
って上ったりするわけですね、竹を。それで上に上がったり、また降りたり、横になったり、
いろいろなことを途中でしながら、約二十米の青竹の上まで上って行くわけです。そしたら、
今度は、最初上るのは雌狐が上るわけですよ、後から雄狐が一緒に上って行く。二本の竹
があるんですね。二本の竹は相当離れているんですね、二米くらい離れているのかな。片
一方には、四角に桟が作ってある、青竹にね、足が掛けられるように。それに掛けて、もう
一つの竹を掴んで、その真ん中今度は牝狐がぶら下がる。雄狐の方は、頭をあれに掛けて
ね、桟に掛けて、足の方をもう一本の足に掛けて、そしてそれにぶら下がって行く。そして邯
鄲夢の枕とかね、いろんな名前をつける。それから扇見たいに足をぱあーっと、手も足も広
げてみたりね。
 竹ん芸は竹二本でやる、一本は所々で横に桟がついている。それを上って、手で上った
り、足で上ったり、引っ掛けて逆さまになって上ってみたり。もう一本の竹は、登ったり降りた
りするための桟が無い。降りる時には、真っ逆様に、竹を抱いてね、すうーっと上から降りて
来るわけね。これを逆さ降りと言ってね。一番最後にやる。
 それから、これに似たのが江戸の火消しの出初め式の時にあります。あれは全然固定し
て動かない梯子の上でやりますね。これは、二本立ってる。二本だけだから、動くわけです
よ。そうすると、途中で足を引っ掛けて、自分で上がるところまで、端から端まで踊りながら
何米も動くわけです。これが、また面白い。そして、今度は餅蒔をやるわけです。おなかん
中に一杯、腹巻きに餅を山ほど詰め込んで、それを上からいろいろ狐の所作をしながら投
げる。で、生きた鶏も投げるんですね。鶏もこの中に入れていく、白い狐の格好をした衣装
の下に鶏を持ち込んでるわけです。生きたまま、足を括って。だから、それを取った人は貰
っていいことになってるから、それはもう大騒ぎですよ。
 これも諏訪神杜の奉納踊りの一つであったということは、記録に残っております。多分、電
車が通ったりなどで、電線が多くなって、棹や何か持っていけんごとなるんですな、邪魔で。
町ん中でも危なくてできんわけですよ。
 竹ん芸は、十月の十四、十五日、毎年やってます。だけど目の前で見ると、テレビと全然
違う。是非、一遍見て下さい。

(よか研究会編「長崎今昔物語」から)


若宮稲荷神社の手拭い




若宮稲荷の鳥居
                           よか研究会提供





若宮稲荷の賑わい
                           よか研究会提供




子狐の竹ン芸
               よか研究会提供




子狐の竹ン芸
                           よか研究会提供




上が雌狐、下が雄狐
               よか研究会提供




おっとっと
                よか研究会提供




鶏の祝い物
               よか研究会提供




境内の賑わい
                         よか研究会提供



○ 精霊流し

































長崎新聞 15.8.17から掲載
(長崎市内では約10万7000人の人出があった精霊流し)




長崎新聞 15.8.16から掲載
(クジラ一筋に生きた井上義夫さんを送るクジラ船=長崎中心部)




長崎新聞 15.08.16から掲載
(前田廣次さんが愛したミツバチの精霊船=長崎市茂木町)





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