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| TOP | §1.はじめに | §2.目的 | §3.仕組み | §4.問題点 | §5.システム的な話 | §6.TAC | §7.共存可能とは? | §8.記録する項目とその意味 | 琵琶湖の湖岸を歩く | 滋賀県水産試験場文書 | 雑記 | リンク | 別館 | §3.仕組み “§2.目的”の冒頭でも触れましたが、このサイトで、わたしが提案しているモニタリングプロジェクトとは、以下のようなものです。 「釣り人の協力によって、釣れた魚のデータを記録し、それをインターネット経由で、データベース化する。蓄積されたデータは、誰もが、インターネット上で検索、参照できるようにする。」 これを実際に行うには、実行組織とか、その資金源とかのような社会的な仕組みと、データを記録し、蓄積し、そのデータを利用可能な形で提供するシステム的な仕組みとが、必要です。 1.社会的な仕組み 社会的な仕組みの中心となる実行組織には、まず、管理機能を持った事務局が必要です。経理機能や、渉外機能を持ち、仕組みが有効に機能できるように、維持管理しなければなりません。なにより、広く一般の方の協力を求めるわけですから、会計の公開や、外部監査などを利用して、運用の公平性には、気を配らなければいけません。 また、協力してくださる方々との接点が大切です。釣り人の協力を求めるわけですから、釣具店や、釣り場付近の商店などが協力してくださると、効果的かと考えます。後述する、記録シートや計測キット、水域図、協力者登録カードなどの販売や、貸与を委託できればいいかと。どうやって、協力していただくか、それが問題なんですが。 2.システム的な仕組み データが処理される流れにそって、説明します。データの流れには、以下の段階があります。 1).準備段階:データの記録に必要な情報、用具を作成、入手する段階です。 2).取得段階:釣った魚のデータを採取する段階です。 3).登録段階:採取されたデータを、システムに投入する段階です。 4).蓄積段階:投入されたデータを分類し、データベース化する段階です。 5).公開段階:蓄積されたデータを一般に方に提供する段階です。 1).準備段階 まず、重要なこと。それは、記録する項目です。協力してくださる方の負担を、できるだけ少なくし、なおかつ、学術的に有効なデータを取得する。この矛盾する要求を両立させなければなりません。一案を、以下に示します。 a).釣れた魚の種類 b).タグ付きの魚体であった場合そのタグ番号 c).新たにタグを付けた場合そのタグ番号 d).釣り上げた魚体の体長 e).釣り上げた魚体の体高 f).釣り上げた魚体の体重 g).釣り上げた場所 h).リリースした場合その場所 i).時刻 j).天候 次にこの段階で重要なこと、それは計測や、記録のしやすさを提供することです。持ち運びが容易な計測キットの提供や、統一した書式の記録シート、水域を記号化(コード化)した水域図など。これらは、次の段階以降でも重要です。データベース化がうまくなされるかどうかの、キーポイントですから。 また、記録シートや、水域図を、インターネット上のサイトから、ダウンロードできるようにすると便利でしょう。水域図の作成は、とても大変な作業になると考えています。 それから、データの信憑性を、ある程度保証するために、協力して下さる方に対して、登録カードのようなものを発行すると、いいかもしれません。 2).取得段階 データの取得は、実際の釣り場で行われます。計測されたデータは、記録シートに記載されます。 レジャーである釣りの楽しさを損なわず、しかも、学術的に意味のあるデータを集めなければなりません。協力して下さる方向けに、講習会などを開く必要があるかもしれません。 3).登録段階 計測データの記載された記録シートは、協力して下さった釣り人本人か、このプロジェクトに協力して下さる釣具店などの拠点で、システムに投入されます。webシステムは、一度に大量のデータを入力する操作には、不向きです。パソコンなどにインストールされたローカルシステムで、まずデータを入力します。そして、そのデータを、インターネット経由で、サーバに転送します。パソコンなどにインストールするローカルシステムは、インターネット上のサイトから、ダウンロードできるようにするか、CD−ROMなどでの提供になります。 4).蓄積段階 インターネット経由で転送されてきたデータは、一箇所、または複数箇所のサーバに蓄積します。大量のデータを蓄積し、同時に高速な検索サービスを提供できるように、ある程度、高性能のサーバと、回線が必要です。データの不正な書き換えを防ぐ為に、セキュリティも重要です。 5).公開段階 このシステムで、もっとも重要な点は、データが、リアルタイムに一般に公開される点です。 それには、ただ公開するだけでなく、一般の方でも、そのデータを見て、楽しめるような仕組みが重要であると考えています。やはり、多くの人に見てもらわないと、意味がないと考えていますので。 もっとも、公開されるデータが、学術的に有効であることが大前提です。 身近な自然環境を対象とした調査は、衆人環視のもとで行われることで、より多くの人々を、納得させることができるのだと、わたしは思います。学術的な権威を認められている方が、実施する調査であっても、それだけでは、多くの人を納得させることは、できないのではないでしょうか。 データを公開するサイトには、検索されたデータを地図上に重ねて表示したり、釣り人のコメントを表示できたり、そんな機能があれば、一般の方でも楽しめるのではないかと考えます。学術研究用には、大量のデータを、高速でダウンロードできるシステムが必要です。 こうやって、書き連ねてゆくと、あちこちに問題があることがわかります。 それについては、次章、“§4.問題点”で述べます。 by x794_maesure 2003/03/27 文章修正(句読点、改行等) by x794_maesure 2003/02/08 | TOP | §1.はじめに | §2.目的 | §3.仕組み | §4.問題点 | §5.システム的な話 | §6.TAC | §7.共存可能とは? | §8.記録する項目とその意味 | 琵琶湖の湖岸を歩く | 滋賀県水産試験場文書 | 雑記 | リンク | 別館 | |