東部中の科学部自然課 ホームページを開設 「研究成果、見て」


 小県郡東部町の東部中学校の部活動、科学部自然課は、地域の自然をテーマに研究した内容を紹介するインターネットのホームページをこのほど開設した。研究成果を多くの人に発信していこうと、部員たちが力を合わせて作り、「今後も研究した内容を、随時掲載していきたい」と意気込んでいる。

 ホームページは、昨年度と今年度に東部町内で研究した▽学校周辺にあるケヤキ林の動植物▽植物の大気浄化作用▽酸性雨の研究▽湯の丸高原池の平の自然―の四分野を詳しく紹介。カラー写真や地図、グラフなどを数多く使っており、見やすく構成している。

 湯の丸高原の自然観察調査は昨年五月に実施。まだ雪が残っており、春の植物が芽吹いていない姿や標高約二、〇〇〇メートルの池の平湿原のひっそりとした様子、部員が見つけたニホンカモシカの足跡などをカラー写真を使って紹介している。

 同課には一、二年生合わせて六人が所属。植生や動物、気候などを取り上げて研究している。毎年開いている上小科学作品展や同校の文化祭でしか発表の機会がないため、その都度、研究成果を発表していきたいと、昨年十月からホームページづくりに取り組んだ。学校周辺の手書きの地図をパソコンに入力したり、グラフを作るのに時間がかかり苦労したという。

 課長の長岡宏樹君(13)は「研究成果を随時、発表していくのは活動の励みになる。多くの人がホームページを見ることになるので、充実した内容になるように研究していきたい」。副課長の堀茜さん(14)は「ホームページを通じて、東部町の自然などを知る機会になれば」と話している。ホームページのアドレスは次の通り。http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2876/

(1999年2月25日 信濃毎日新聞掲載)



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